英語のYouTube動画ですが、ピアノという楽器の歴史を、楽器の紹介と演奏を交えて紐解いていく動画をご紹介します。
The History of the Pianoforte
ピアノフォルテの発明から、機能や音色の変遷、周辺の歴史などを、現代に至るまで紹介していきます。
制作は、パウル・バドゥラ=スコダとエヴァ・バドゥラ=スコダご夫妻です。
また、ハンス・カン、イエルク・デームス、マルコム・ビルソン、などの著名なピアニスト、音楽学者が演奏者、解説者として登場します。
衝撃を受けるのは、39分20秒から紹介される、ベートーベンの時代の6本ペダルのピアノです。
パーカッション・ストップを使っての「トルコ行進曲」は、初めて聞いた時は衝撃的で、一度には信じられず、冗談かと思いました!
でも、当時その様なピアノは本当にあって、ベートーベンも所有していたそうです。
ウィーンの古楽器博物館でも展示されていました。
それから、ショパンの作品をプレイエルで弾くと、楽器そのものの音色と作品がとてもマッチしているのも興味深かったです。
この動画を見ていると、楽器の機能や音色が作曲者の作品に影響を与えたであろう、ということが容易に想像できます。
自動翻訳で日本語を表示することができます。
間違っている場合もありますが、(例えば「ペダル」を「ペタル」と聞き間違えて「花びら」と訳してしまっている)大体の流れは分かるのではないかと思います。
ご紹介まで。
ウィーン古楽器博物館