前回のブログ『中間試験をオンラインでしました』を読んでくれた友人から、「家で試験を受ける学生が不正をする可能性はないの?」という質問を頂きました。
各クラスは、キャンバス という授業管理システムを使って、宿題、試験、レポート、成績を管理できるようになっていますが、そのツールの一つとして、「ロックダウン・ブラウザー」という不正防止用の機能があります。
学生は「ロックダウン・ブラウザー」をダウンロードし、その後にオンラインの試験を開けます。
その操作をしないと試験のページには行けないように、教師が設定します。
その過程を通ると、試験のページ以外のページを開ける事はできません。
また、学生はズームで自分の顔を教師に見せる体制で試験を受けるので、教師が、学生の目や体の動きを見ることができます。
更に監視したい教師は、学生の机にモニター用のカメラを設置させる場合もあり、その記録も試験終了と同時に送られてくるそうです。
完璧とはいかないかも知れませんが、現在大学ではこのような不正防止用の方法を取っています。
河村まなみ