ある事がきっかけで、米国の教育省と日本の文科省の教育理念の違いを調べてみたところ、その違いにびっくりしたので、ここにシェアしたいと思います。
文科省
- 義務教育の意義は,1.国として,国民としての統一性や水準の維持,2.多様な変化の時代に生きていく子どもたち一人一人の個性や特性の基礎づくりの2点。
- 義務教育の目的,目標は,高度に発達した複雑な現代社会において,生涯を人間としてとにもかくにも生きていけるだけの資質能力を体得させること。
アメリカ合衆国教育省
ED's mission is to promote student achievement and preparation for global competitiveness by fostering educational excellence and ensuring equal access.
教育省の使命は、生徒の達成を生み出し、国際競争への準備をする事。高度な教育を促進し、(その教育への)平等なアクセスを提供する事によってその使命を達成する。
語順をわざと意識して訳しました。
なぜなら…
「国際競争」を念頭に置いた教育であると、文章の前の方に置いている事で、そのメッセージの強さを感じるからです。
これにはびっくりしました!
アメリカや他の国々がこの様な視点を持っている以上は、日本でもある程度必要な考え方かもしれません。
私は、日本での英語教育が進んで、世界でのコミュニケーション力がつく事を願っています。
河村まなみ