先日この様な動画がアップされました。

 

ハーバード大学"流"教育で子供が激変!?

ハーバードが「音楽」で人を育てる理由

【子供の学習】

 

 

 

 

ハーバード大学では、音楽が「リベラル・アーツ」というプログラムの一教科となっていて、学生は、幅広い教養を身につけることができる、というお話しです。

 

 

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実際のところ、アメリカのほぼ全ての総合大学では、一般教養の中に「芸術」が含まれています。

 

「芸術」には、音楽、美術、映画、演劇などが含まれます。

 

「音楽」の中では、音楽概論(簡単な音楽史)の様に、誰でも取れるクラスから、アンサンブル、個人レッスンの様に、オーディションを経て取れるクラスもあります。

 

私の生徒でも、コンピューター・サイエンス専攻、医学専攻、などの学生がレッスンを取っていました。

 

また、ダブル・メジャーというシステムがあり、学生によっては、音楽と別の学部の2つを専攻する事もできます。

 

私の生徒で、政治学とピアノ、看護学とピアノ、などを2つ専攻した学生がいました。

 

ハーバード大学では、大学創立当初に音楽教育を経験した科学者が、後にパイプオルガンの製作と発展に関わったり、最近では音楽の脳への影響を研究する様になっています。

 

この様に、大学レベルでの音楽教育は、音楽界への貢献を生み出しているのです。

 

音楽学部の学生にとっても、他学部の学生と交流があるのは、知識や視野を広めるのに、とても良いことだと思います。

 

日本の音大は、殆どの場合単科大学になってしまいますが、総合大学の中にも是非、音楽学部を創設してもらいたいものだと思います。

 

 

河村まなみ