今日は各大学の【入試課題曲の検索方法】について解説します。
用意する曲、曲数、申込締切日等を抑えて、早くから準備する事が、オーディション成功と奨学金獲得につながります。
各学校で表示の仕方が違うので、まず課題曲の見つけ方、次にピアノ課題曲の傾向を説明します。
見つけ方
1. それぞれの大学のウェブサイトに行きます。
2. 次のようなワードを入れてサーチします。
- Music
- Audition
- 楽器名+オーディション(例:Piano audition)
- Audition requirement
- Audition repertoire
- 学位+楽器+オーディション(例:BM piano audition)
3. 次に目的の学位を見つけます。
- BM (Bachelor of Music、 大学、学士)
- MM(Master of Music、 大学院修士)
- DMA(Doctor of Musical Arts、大学院音楽博士)
- PD(Performance Diploma、演奏証書)
- AD(Artist Diploma、芸術家証書)
- 学校によって、取れる学位は違います。
- ディプロマ・コースを設置していない学校もあります。
- 試験曲の内容は毎年ほぼ同じで、あまり変わりません。
4. 申込締切日、試験日などを確認して下さい。
- 1次と2次がある場合は、申込と1次試験を秋、2次試験を冬に行います。
- 1次を "pre-screening" と呼ぶ場合が多い。
- 2次を ”audition" "final audition" と呼ぶ場合が多い。
- レパートリーの所用時間が書いてある場合は、それ「以内」か「以上」かを確認。
- 「以上」の場合は多ければ多いほど良い。
- オーディションで全部弾く事はなくても、要求以上に用意できると奨学金アップになります。
- 1次だけなら、申込は秋から冬、試験は冬になります。
- 毎年ほぼ同じ時期です。
大学、ピアノ課題曲の傾向
5曲。1次、2次。
- 例:イーストマン音楽院(Eastman School of Music)
4曲。1次、2次。
- 例:インディアナ大学(Indiana University Jacobs School of Music)
3曲。1次のみ。
- 例:バイオラ大学(Biola University Conservatory of Music)
奨学金獲得、増額の方法、実例などは以前のブログをご覧ください。
では以上参考にして下さい。