10時。
血液内科の先生あらわる。

「ITPっていう病気が疑われます。
このまま入院ね」


は、はい。
どのくらいですか。

「どのくらいとはまだいえないな。
月単位でみたほうがいい」


レポート!試験!サークル!
わたしのなつやすみ!
お母さん!


わーーーーーーー!((((((ノ゚⊿゚)ノ



「ベッド空いてないから、
こちらのベッドになります。サインお願いします。」


1日、差額ベッド代8000円( ゚д゚)!


背に腹は変えられない。ていうか拒否権なくね、と思ったこのサインに
翻弄されるとは、このとき思っても視なかったのである。



えっと、えっと
まずは親に電話せねば...


「あの、電話したいのですが...」

先生「ここで小声ならいいよー」

え!うそん!まじすか....
ここERですけど。精密器機だらけですけど。

とはいえ、先生がそういうんだから....
おそる、おそる自宅に電話。




「お母さん、落ち着いて聞いてね...ブツ」


電波わるっ!!!!


考え抜いた結果、

「あ、あの、、、
飲み物を買いたいのですが、
あっ、ひとりでいけます。はい。」

と、ERのベッドを抜け出す急患。笑


母、大学に電話。


12時、ようやくベッドに辿り着く。




電話で、上京は明日になると言ったのに、
母、なぜか来たる。
さすが、母。



母と一緒に先生の説明をきく。


「お嬢さん、いま血小板は1000。
非常に悪い。」

(断言されたー!!)

「どれくらい悪いというと、1000以下は計れないんです。」

(はははん\(^^)/ まじすか)



ステロイド治療を開始するとともに、ITP以外の原因を探る。
ITPだった場合、ステロイド治療、
効かない場合、乳製品食べれなくなる新薬、
最悪脾摘。
という治療法。


とりあえず、私は
ステロイドの点滴と血小板の輸血開始。

マルク、心電図、CTの検査。


怒濤のように1日過ぎる。





08.10記