次男は3歳2ヶ月で
自閉症スペクトラム・軽度知的障害
と診断されました。
とても繊細で不安が強く
泣き虫でとても優しい男の子です♡
R22.4.1保育園へ入園しました。
2年前の事 ↓↓↓
この時から2年前経ちましたね。
3歳の時でした。
今、思い出してもとても辛い思い出でした。が、先日この辛い思い出もこんな事あったなぁと、思える事がありました
じゃーん
七五三の写真 撮れました
この撮影まで実は大変で何度も心が折れ、
きっと息子も何度も自分の気持ちを押し殺し、頑張ってこらえてくれたんだと。
***
息子には数日前より
ここに行くよ。
写真や画像を見せて
お写真撮るよ。
着物にお着替えするよ。
などなど…分かりやすく説明しておりました。
「わかってるよ」
「きもの きるよ だいじょうぶよ」
と、返事をしてくれる息子に、
私達夫婦も今回は大丈夫かもしれないね!
と、2年前より立派に成長してくれた息子を見て期待してしまいました
***
店舗に入る事。
靴を脱ぎ、
上着を脱ぎ、着物を選び何点か着てみる事。
それはそれはすんなり進みました
が、いざ、着物を決めてお着替えの部屋へ入った時から息子の表情が変わってきました。
頑張ってると言うか、
何にも言えないでいると言うか、
されるがままに着替えが進みました。
まぁ、知らない人に着替えをされているから緊張してるんかな?と、横で座り呑気に思っていました。
足袋…指が、親指とお母さん指との間に分かれ目があり履くので気持ち悪がっていました。
何度も脱ぎましたが根気よくスタッフの方が履かせてくれました。
それからは長じゅばんは短めになっておりましたが、長じゅばんを着て腰紐を結った時に息子の手が腰紐を下げ出して…
数本の腰紐、帯紐を巻き、袴を…の時に息子が
ぬぎたい
ひも きつい
いや
もう おわり
と、聞こえない程の小さな 小さな声で言っているのに私、ここで気づいてあげる事が出来ました。
スタッフさんは袴を履かせている途中だったのであとは袴の紐を結うだけでした。
私は2年前とは全く違う息子の姿や景色に今回は撮影が出来る!と、浮かれていたんでしょう。
息子のしんどい異変に直ぐに気づいてあげられなかった。
「しんどい?もういや?もうやめようか?」
と、息子に聞いたら
「うん」と。
私に抱きついてとうとう泣いてしまいました。
2年前とは違って私に申し訳なさそうに顔を見て静かに泣く息子を見て、
「もう終わりね。ごめんね。嫌やったね。帰ろう!」と、息子に伝えました。
でも、どこかで
ここまで着物を着られた事。
腰紐や帯留めの紐も緩いながらもまだ袴も履けている事。
足袋も親指とお母さん指が分かれ気持ち悪く何度も触っても履く事を頑張った。
今もズレながらも足袋は履けている。
続く