東京旅行最終日 4日目の16日。
8時過ぎに浅草田原町のホテルをチェックアウトし、ぶらぶらと隅田川の方へ歩きました。
その前に腹ごなし。金沢にはないお店に行きたいと思いつつ、いっぱいご飯が食べたい欲求に負けて、ホテル目の前のやよい軒で朝定食です。
お客は外国人も多くて、ご飯お替りマシンからご飯が出るのを珍しそうに見てました。笑
ちょっと待ち時間長かったけど、1杯目は漬物で、2杯目は玉子で、3杯目は牛煮込みでご飯が進みました~ お腹いっぱい
重いお腹を抱えて、浅草演芸ホールの正面のドンキで買い出しをして、趣のある伝法院通りを東へ。
仲見世通りは、お店が空く前から外国人がいっぱいですねー
正面にスカイツリーを見つつ、言問橋を渡ります。しかし毎日天気が悪い。。。
橋を渡ってすぐ右手に鎮座する、牛嶋神社にお参りしました。
全国で22基しかないらしい三輪鳥居、見ることができて感激
狛犬ならぬ、狛牛さんもいました。
羊っぽいお顔のこちらの撫牛は、撫でたところと同じ自分の体の部分が良くなるとのことで、頭も体もいろんな箇所を撫でまくりました。笑
石の鳥居越しのスカイツリーも見事でした
良い神社にお参りできて良かったです!ありがとうございました
そのあとは南下して、駒形橋を渡って浅草方面に戻りました。
ここからの景色、2か月に1回くらい見ているんじゃないだろうか。。。笑
でも毎回写真撮ってしまいますね。次は天気良いといいなー
今回の旅でホッピーの飲み方を覚えたので笑、浅草のホッピー通りを覗いてみました。
まだ営業時間にはちょっと早かった様子。また次回寄ってみます
そこから西へ向かうと、調理器具のお店が並ぶかっぱ橋道具街。
ぴっかぴかの河太郎の像もありました! 身体がシュッとしてる。。。笑
外国人が次々訪れる刃物屋さんを横目に、かっぱ寺と呼ばれる曹源寺へお参り。
入口が1か所しかなくて少し迷ってしまいました。。。
お堂の下には、かっぱの夫婦が仲良く鎮座され、きゅうりがお供えされていました!
賽銭箱にもかっぱが描かれていました。お供えのお酒はもちろん黄桜
時刻は正午頃。ここまで来れば、上野駅はもうすぐ!
やっぱり寄ってしまう上野公園・・・4日間通いましたが、今日も蓮が美しいです
東京都美術館でゆっくりしようとしたら今日も休館・・・嘘やん
では国立博物館か上野動物園かなー?と思いつつ、どうせ入るなら半日は欲しいところ。
というわけで、根津方面に向かうことにしました。
Googlemapで見つけて気になっていた猫のいる喫茶店 ル・プリーベ に、勇気を出して入店してみました。
本当は高齢の店主が体調すぐれず看板も出していなかったようだけど、気づかず入ってしまいすみません
ぶっきらぼうな店主さん(実は優しい)で一見の私は心折れかけたけど、700円のチーズケーキセット美味しかったです
店内は飼っている2匹の猫(サビと三毛)の絵や写真・猫グッズがいっぱいで、食器も猫柄で、猫好きにはたまらない空間でした
肝心の本人は店の奥でずーっと寝ていて愛でられなかったけど、素敵なお店で豪雨をやり過ごすことができて良かったです!
雨が小降りになってきたところで店を出て、根津神社へ。
立派な門や拝殿が素敵な神社です 東京十社のひとつで歴史があるのに人が少なめなのも好き。
横の千本鳥居も見ごたえがありました~。鳥居だけじゃなくちゃんとお稲荷さんもお参りしないとね!
境内にはもう一つお稲荷さんがあり、左右の風車がキレイでした。
お参りの後は、上野まで戻って日高屋で昼飲み
どうせならガード下の庶民的な飲み屋でやりたいところですが、女性ひとりではハードル低めなチェーン店につい入ってしまいます。。。
肉野菜炒めをつまみながら白ホッピー! この旅で白黒楽しめてよかったです
もっといろいろ食べたいものがあったけど、寄席の後のお楽しみにします。笑
お会計は1000円ほどでした。
さて、3日連続通い詰めた鈴本演芸場も、今日で最後。
今日の喬太郎師匠の演目は「任侠おせつ徳三郎」・・・タイトルだけで面白そう
平日で雨も強めとあって、16:15くらいに並び始めたけど、余裕で最前列に座れました
今日も前座からの17時開演。以下、記憶に残った演目を記録します。
※※
百栄:インタビュー
→今日は早目の登場、百栄ちゃん。噛みがちでしたが、直前に奇術失敗していた如月さんよりはマシですね~とか言っちゃった。笑
ネタは落語に全く興味のない女子アナが、百栄師匠の出番後にインタビューするという噺。もー無学の女子アナに責められる師匠が可哀そうで。。。
ウクレレえいじ:漫談
→2日前とは少し内容変わってたマニアック物まね、今日も面白かったです
持ち時間長かったようで、徳川数え歌やってくれて勉強になりました!
彦いち:学校の怪談
→正式タイトル分からないけど、以前も浅草で聞いたネタ。体育教師がお門違いの怪談部の顧問になったけど実は…という展開。
途中でトランプネタ入れたり、百栄師匠のインタビューネタをいじったり、さすがの対応力でした
扇辰:阿武松
→能登の国(今の穴水あたりらしい)から出てきた大食漢のお相撲が横綱になる噺。
相撲好きな師匠、この時間の仕事は相撲が見れないってぼやいてた。。。笑 地味な話だったけど、師匠の技量で最後まで飽きず、良い気分で仲入りに入れました
楽一:紙切り
→3日間見続けた楽一さんも見納め。彼がいつも切る「線香花火」をオーダーして、まさかの同じ柄のTシャツを着て受け取りに行くお客さん、準備勝ちですねー
喬太郎:任侠おせつ徳三郎
→今日は好調ではなさそうだった文蔵師匠、しっかり喬太郎前の三味線を勤め上げているあずみさんを見て、大トリ登場
ネットでも話題になっていた、客席からの指笛→喬太郎「俺は犬じゃねーんだよ」の一言、会場締まりましたねー。 私は寄席よりアイスショーの方がはるかに回数見ているので、そんなに指笛気になりませんでしたが、昔から通っている方にとっては無粋な行為だったのかもしれませんね。
連日のトランプのマクラ。「落語協会会長が狙われることはないですね~」からの、さん喬師匠モノマネ鉄板ですね
そして、肝心のネタはというと・・・すっっごく良かったです
終盤まで普通の古典で、どこが任侠だろ??と思って見ていたのですが。
喬太郎の演技(おせつと徳三郎の一途な気持ち、厳しくも愛のある刀屋の言葉など・・・)が神がかっていて、最前列で喬太郎と目が合う席にいた私は、涙を流して聞いていたわけなのですが。
終盤で一気に悪者勢ぞろい、切り切られ死体が連なる任侠ものに変貌・・・そこも扇子を使ったり、圧倒的な演技力でやりきる喬太郎、最終日にすごいもの見たわ
全力で拍手を送らせていただきました
たっぷり20時半までやってくれた神回でした。ありがとうございました
※※
この感動を飲みながら噛みしめたいっ! と、本日2回目の日高屋(上野店は気が引けたので御徒町店笑)で、ビールと半ギョーザ半ライス、おつまみ3種盛り(味が濃すぎてビール1杯すぐ空く)をいただきました。ジャスト1000円です
上野店は店員にオーダーするけど御徒町店は全席タッチパネルで便利ですね。
しかし、良い夜だったなぁ
雨が強くなっていたので上野駅内で時間をつぶしたりして、22時の金沢行き高速バスに乗りました。
正直以前よりサービスは微妙な感じのきまっし号ですが、相変わらず3列の広い座席で、割とよく眠れました 6000円以下で金沢帰れるんだから文句言えないわ。笑
というわけで翌6時半、金沢駅到着。
夫に迎えに来てもらい、出勤前にシャワー浴びることができました。いろいろありがとう
4日間の滞在でほぼ台東区から出ていないという奇跡の東京旅行となりましたが笑、寄席を満喫できて大満足です
来月また鈴本行きたいと思っているので、それまで頑張ってお仕事しまーす
温泉も行きたいなー ではまた