甲府旅行から1週間たっていないのにまた東京に来てしまった金曜日。
だって、5月上席の浅草演芸ホール、豪華すぎるんだもん。。。
こんなことなら甲府からそのまま奥多摩経由で来てもよかったと思ったけど、GWの混みようは容易に想像できたので、あえて最終日の平日に来てみました。
朝7時、東京駅八重洲BTに到着。
ウィラーさん、さすがのゆったりシートで熟睡できましたーありがとう
久しぶりの八重洲口着バス利用。数年前の野外BTのイメージしかなかったけど、駅直結でぴかぴかのターミナルできててビックリ!
ラーメンストリートで朝ラーでも、と思ったけどすでに結構な人が並んでいて、諦めて丸の内口から外に出て、朝日に輝く駅舎を眺めました
眩しい・・・東京駅は夕方に見るのが良いかもです。
日本橋方面に歩き、たまたま見つけた そばよし さん本店で朝食。
冷やしたぬきそばをいただきました。
ちょっと冷やしが甘いのはさておき、鰹節問屋のつゆ、さすが美味しーい
東京のお蕎麦は汁が醤油感強すぎて残すことが多いのですが、ここの出汁が効いた汁は一瞬で飲み干してしまいました
次は削り節かけ放題のご飯をつけるぞぉ
お腹いっぱいになったところで、近くにあるパワースポット 小綱神社へ。
さすが有名なようで、某国の人たちがわんさか集まって、大量の元を銭洗いしてました。。。
拝殿の昇り龍降り龍の彫刻が見事で、辰年にお参りできて良かったです!
関東大震災でも空襲でも残ったという小綱神社、ものすごい厄除け開運にあやかれそうです
お参りの後は人形町からメトロに乗って、押上へ。
久しぶりにスカイツリーを真下から見たわけですが、改めて大きいなーと。笑
写真を撮っても全然他の建物が写らず大きさ伝わらないので、ちょっと川沿いをお散歩しつつ遠くから眺めました。
青空に映える白いツリーがキレイですね
本当は近くの亀戸天神社にもお参りしたかったけど、藤の時期は終わってしまったようなので、浅草に戻って演芸ホールに乗り込むことにしました
駒形橋を歩いて渡り、隅田川沿いのスカイツリーとアサヒビールと吾妻橋を眺めました。
吾妻橋と言えば文七元結…今日は聞けるかな
いつものようにインバウンド客でごった返す雷門を横目に見つつ西へ向かい、伝法院通を歩いて12時前到着。
ここから9時間出られない!ので、正面のローソンで小腹を満たせるものを買って3500円払って入場しました。
今日も看板猫のジロリには会えなかった。。。寂
私は昼席の途中から入ったわけだけど、凄いのは夜席! メンツはこの方々~
すごーい 国宝及び国宝級の噺家さんたち勢ぞろいです
平日のこの時間だというのに1/3ほどは埋まっていて、運よく一番前の端っこ3席の中央に座れました
近くて見ごたえがあります! 若干首が疲れるけど。笑
千葉テレビ お茶の間寄席の収録も入っていました。見れないのが残念
途中からになりますが、今回記憶に残った演目たちを抜粋してご紹介。
【昼席】
柳家三三: たけのこ
※初めて聞いたお話だけどやっぱり三三さん上手ね。旬のたけのこ食べたくなりました!
林家彦いち: 学校の怪談
※昭和のスパルタ教師が怪談部の顧問になるという新作。
林家楽一: 紙切り
※子供のリクエスト「シマエナガ」がわからなくて、グッズ借りて完璧なカンニングで切り上げてました。笑
柳家さん喬: そば清
※最近さん喬さん見るたびに聞いている気がするこの話…けどやっぱり上手で蕎麦が食べたくなる。
三増紋之助: 曲ゴマ
※今日も絶好調で喜んでた! 見ると私も仕事頑張ろうと思えます。
古今亭菊之丞: 棒たら
※以前も聞いたことがある話だけど、酔っ払いぶりと最後のくしゃみの芸はさすが。
ロケット団: 漫才
※ほぼ大谷ネタ。ギャンブルを強要してくるハラスメント→「○○ハラ」、二刀流で帽子にLA→「山形では二毛作で帽子にJA」 もー最高
林家喜久蔵: 太鼓腹
※落語2代目Aチームと自虐してたけど、結構個人的には好みの喜久蔵さんの軽い語り。サゲは知ってるやつと違ってました。
春風亭一朝: 祇園会
※以前も一朝さんで聞いたことがある話。難易度高いらしいけど江戸っ子の啖呵と京都人のいやらしさをサラッとやってのけるのはさすが!
林家木久扇: 漫談
※この方もう落語はしないのかしら・・・前半ずっと昇太の悪口・・・司会狙ってたのね!苦笑
10分ほどあけて夜席へ。半分くらいの客がそのまま残っていたと思います。
【夜席】
古今亭志ん輔: 祖父と孫
※おそらく新作。祖父と孫が散歩しているうちに、昭和の懐かしい世界に入り込んでしまうお話。優しそうな祖父が良い
春風亭一之輔: かぼちゃ屋
※これも最近一之輔さん見るたびに聞いている気がする話。売れっ子なのわかるけど他のも寄席で聞きたーい
古今亭文菊: あくび指南
※素敵なすり足。笑 以前も聞いたことがある話だけど、色っぽいおかみさんから老人、江戸っ子への豹変はやっぱりすごい
柳亭市馬: 粗忽の使者
※今回は珍しく歌声聞けず!笑 口上を忘れた使者がお尻をつねってもらい思い出すという変なお話
柳亭左龍: 初天神
※この時期にあまりかからないお話。左龍さんの子供の表情は見ごたえありました
五街道雲助: 権助魚
※国宝の権助、見れて感激 あたりまえだけど方言も表現も素晴らしく、権助の人柄がよく出ていました
続きもので権助提灯も聞きたいなー
柳家喬太郎: 白線流し
※出てきた瞬間客席の空気を変えるのはさすが。終わったら皆で飲み行く~?で盛り上げるのも最近お気に入りね。笑
喬太郎さんも還暦(まだっ?)ということで、退職したサラリーマンたちが背広やネクタイを結び、隅田川に流すというネタ…さすがの発想と表現力
20:50までたっぷりやってくれて感謝感激 お外は真っ暗です。
また近いうちに雲助さん喬太郎さん聞きに来よう と誓いながら夜の浅草を歩いて、スーパーLIFEで買い物し、まさに落語の世界 吉原の宿へ。
周りにはソープランドが数件あるような立地で、特に危険な感じとかはなかったですが、宿のお風呂がやたら広かった
だいぶ古くて暗い宿だったけど、やっぱり都内で泊まろうとすると高いっすね。。。
シャワーを浴びて晩酌。 焼酎ハイボールを飲みながら天ぷらとたけのこ煮物、海苔巻きで、ちょっと江戸っ子気分です(どこがや)
充実した1日になりましたー 寄席はやっぱり良いですね!
明日は埼玉 川口で90代の祖母と8年ぶりの再会です