スリランカ3日目の午後。
シギリヤロックに登った後は、ダンブッラの黄金仏像を見て、キャンディに向け南下しています。

マータレーという町では、スリランカ最大級のヒンドゥー寺院を見ました。
運転手「日本人ってヒンドゥー寺院好きだろ!寄ってあげるよ!」とかいうけど、確かに映えるから私も好きかも。笑
外観見学は250ルピーでした。 カラフルな像でヒンドゥーの物語が表現されています。繊細で美しいですね~目

 




予定より早くキャンディに戻れそうだったので、戻ったら街歩きすると運転手に伝えると。
明日の予定だったキャンディツアーの半分を今日しよう!安くしとくから!! とのこと。。。アセアセ
いやそしたら自由な街歩き時間が全くなくなるし、と渋ったのですが、強い熱意に押されて追加料金2000円ほどでキャンディツアーを追加してしまいましたニヤリ
うちの宿の主人、だいぶ商売上手です。笑
ま、体力温存&余計なトラブル防止という点ではいい判断だったかも。


追加契約して気をよくした運転主にスリランカスイーツ(硬くて甘いケーキ)とフレッシュジュースをごちそうになったりしながら、キャンディに戻りました。

 




キャンディ郊外ではスパイスガーデンに寄りました。
スパイスと言ってもカレーに入れるようなスパイスではなく、いわゆるアーユルヴェーダの薬となるような植物を栽培している施設です。
ガイドさんに1つ1つ植物を説明してもらいました。

 


南国の薬になる植物たちを見れて貴重な機会でしたが、最後に買わされかけるスパイスやらオイルやらが高いったら。。。ガーン
バックパックがすでにあふれかけている状態だったので、強い気持ちで購入は断り、駐車場に戻りました。(ガイドさん文句言ってたけど笑)


続いては市内のステイ先のすぐ近くにある、宝石博物館へ。
スリランカは世界有数の宝石の産地。 特にブルーサファイヤ、ルビー、キャッツアイ、ムーンストーンは高品質だそうです。
ダイアナ妃がしていたブルーサファイヤの指輪も、スリランカ産ですキラキラ

まずは個室に通され、日本語の採掘映像を見た後、宝石の説明部屋へ。
石好きなので、こっちまで目がキラキラしちゃいますおねがい

 



その道うん十年の職人さんが宝石を研磨する様子を実際に眺めた後は、ショップへ。
9月生まれだし、やっぱサファイヤほしいなー でも値段がなー と悩んで、できるだけ安いシルバーのペンダントヘッドを見せてもらった中で、胴体にサファイヤ、目にルビーを使った象さんが気に入り、半額近くに値切って買わせていただきましたラブ
財布の紐ゆるゆるですが、可愛い旅の思い出を買えて満足です! 一応鑑定書もついてきたし。笑
アジア旅すると、象さんグッズばっかり買っちゃんですよね~ でも可愛いのでついまた買ってしまう、魔性の動物ですゾウゾウ


そろそろ日も傾いてくる時間帯。宝石店近くの展望台から、キャンディ湖と街の景色を眺めました。
シンハラ王朝最後の都 キャンディは、世界遺産でもあります。 日本で言ったら京都といったところ。
しかし今朝出発してから10時間以上・・・私も運転手も頑張ったなー 疲れたけど楽しかったなーと、暮れる街を見ながら満足感に浸っていました流れ星

 




街で今夜のビールとお水を調達し戻る途中、ちょうど始まったばかりのキャンディアンダンスをやっているThe Kandy Lake Clubの前を通りかかり、せっかくなので見てから帰ることに。
入場料は1000ルピー。客席は欧米人でいっぱいでした。
もともとは悪霊払いを目的に宮廷内で踊られていたダンスらしいのですが、現在はショーとして毎日開催されています。


ダンスは複数の物語性のあるパートで成り立っていますが、一貫してドラマーが肩から下げた両面太鼓のリズムに合わせて続いていきます。
まずは着飾った女性がブッダに祈りをささげるダンス、そしてシンハラ族戦士の舞へ。
鍛え上げた戦士たちのキレッキレのバク転やツイスト、かっこよかったあ爆  笑ラブラブ

 



孔雀の姿を模した女性たちの華麗なダンスを挟み、ユニークな仮面の踊りへ。
写真はうまく撮れなかったけど、伝統的な悪魔の仮面をつけたダンサーによる悪魔払いの踊り、見ごたえがありましたアップ

 



男女ペアで皿回しのような曲芸を行うダンスもありましたよー ここは鈴本演芸場かい。笑
全員大集合でエンディング。
勢ぞろいするとかなりダンサーが多いことがわかります。日頃の鍛錬ご苦労様です!

 



公演終了のアナウンスがあり会場から出ると、実はホール前で最後の見どころファイヤーウォーキングが残っていたらしく、戻って階段の手すり越しに眺めました炎
こんなん残ってるならちゃんと教えてよ!笑
遠目で見ても迫力がすごい火渡りの儀式・・・ 皆さん平然と歩いててすごいびっくり
ヒンドゥー教の修業が起源らしいのですが、ここまでできるようになるまでの苦労お察しします。。。スター

 



18時過ぎ、火渡りが終わるころ運転手が迎えに来てくれて、夕焼けを見ながら帰宅。

 


ステイ最後の夜ということで、宿のご主人がスリランカ食のごちそうをふるまってくれました。
全部スパイスが効きつつ日本人の口に合うお味、そして総じて濃い目でお酒が進みました~照れ
チキン炒め、エビ炒め、魚フライも美味しかったけど、特に真ん中のそうめん風の炒めが美味しかったです ごちそうさまでしたラブラブ

 


宿のご主人、スリランカウイスキー(美味しかった!)ソーダ割を飲んで少し酔ったようで、日本に行きたいからビザ申請の手伝いしてよーとしつこく絡んでくる。

 


運転手でも、料理人でも、掃除でもなんでもやるから、とにかくスリランカを出たい!という話でした。
経済破綻後のスリランカの状況、現地民にしたらよっぽどヒドイんでしょうね。。。 旅行者でもこの数日でインフレを実感しているところですあせる

しかし、個人でビザ取得の手伝いなんてできんから~ と断ってんのに、明日パスポートのコピー渡すからよろしくっ! としつこいガーン
悪質なブローカーにでもお願いしてくださいな。。。汗

さらに酔ってきて、奥さん横にいるのに「明日一緒にコロンボ行って泊ろうかなー」みたいなことを言い始めたので、はぁいい加減にしろよと。笑
「こいつは全然英語わからなくてさー」とか馬鹿にしてたけど、いや絶対わかってるし。 女ナメんなよと思いながら相手してましたムカムカ
今朝払った3000ルピーのペトロ代は総額請求から引いといてねっ! と念を押しつつ適当なところで切り上げて、明日の準備をして眠りました。


朝から晩までスリランカ内陸部の文化地帯を超満喫、散財もした1日になりました!
こんな旅もたまにはいいかもです音符

余談ですが、翌日はコロンボ南部の世界遺産の街 ガルで泊まる予定だったのですが、ここ数日の滞在でスリランカは何事も予定通りにいかないと思い知ったので、前日深夜にコロンボの宿を予約しました。
今回はちゃんとグーグルマップで出てくる営業中の宿を予約しましたよチョキ

なんか、何年旅してんねんって話なんですけど、今まで 旅行予約サイトで予約→直前にマップで位置を確認 という感じで旅してました。

・・・が、今回の民泊詐欺まがいの出来事があったので、”グーグルマップで良さげなロケーションの営業中の(重要!)宿を確認→予約サイトで予約” という流れが最適解ということを学びました。遅っ!!
仕事も私生活も、日々勉強ですね。。。チュー

というわけで、何だかんだで楽しんだキャンディのステイも今日が最後。

お湯が出なくて壁にナメクジさんがいたりするバスルームともやっとさよなら! おやすみなさーい星