こんばんは。

 

自分発見メンタルコーチのまなみです。

 

 

 

 

「やりたいこと」

「好きなこと」

「進みたい道」

 

これらを決める為には

自分軸が必要になります。

 

 

 

 

自分軸とは、

“他人の評価は気にせず自分自身の意思を大切にする”

という考え方です。

 

 

 

 

自分軸がない状態では

他人の価値観を優先して生きているので

自分の本当の気持ちというのが

なかなか出てきません。

 

 

 

「自分はこうしたい!こやって生きたい!」

「私はこれが好きだから、これをやっていきたいんだ!」

 

 

 

自分軸をしっかり持っている人は

こういう思考になるので

自分の人生を自分らしく

楽に生きられるようになるんですね。

 

 

 

 

私も元々は自分軸が

ブレブレの人間でした。

 

 

 

 

 

私は、以前鍼灸院で

アロマセラピストとして働いていました。

 

 

 

鍼灸院の先生とは元々知り合いで、

前職のエステサロンで疲弊して

精神的にも辛かった時期に

院で働かないかと誘ってもらった経緯があります。

 

 

 

その先生には

昔からとても助けられていました。

 

 

 

ある日、先生から

「鍼灸師になってみない?」

というお誘いを受けました。

 

 

 

元々鍼灸にはとても興味があり

面白そうだなぁと思いました。

 

 

 

でも鍼灸師になるには

3年間専門の学校に行く必要があります。

それに、学費も安くはありません。

 

夫にも相談しましたが、

やはりあまり良い反応ではありませんでした。

 

 

 

 

その頃の私は、結婚して2年目。

 

 

 

そろそろ子供が欲しいなぁとも

思っていました。

 

 

 

ですが、先生にはとてもお世話になっていた為、

 

「私が鍼灸師になったら

この鍼灸院はもっと患者さんを診ることが

できるし、先生の役にも立てるんじゃないか」

 

とも思いました。

 

 

 

 

「鍼灸師は職人みたいなものだから

できるだけ早く始めた方がいい」

とも言われました。

 

 

 

 

そう言われて私は焦りました。

 

 

 

 

でも、子供も産みたい。

子供を産むのだって早い方がいい。

 

 

 

 

そんなある日、

妊娠が発覚します。

待望の赤ちゃんです。

 

 

 

 

その時の私は

「もう学校は無理だろうな」と

思いましたが、

「じゃあ育てながら学校に行ってみれば?」

と提案されました。

 

 

 

 

私はその意見にのりました。

 

 

 

その時の私は

「そうだよ!どっちもやればいいじゃん!」

「どっちも早く始めなきゃ!」と

思っていたんです。

 

 

 

でもこれって今思えば、

「やるなら早い方がいい」という先生の価値観、

「子供は早く産んだ方がいい」という世間の価値観に

完全に影響されていたんですよね。

 

 

 

本当はどうしたいのかと

聞かれたら多分応えられていなったと思います。。。

 

 

 

それに

「役に立ちたい」という想いも

ウソではないですが、

本当に自分と向き合ってみると

 

 

 

「認められたい」

 

 

 

が本音だったんですよね。

 

 

 

 

鍼灸院でアロマセラピストとして

出来る事には限界があり

不甲斐ないと感じていましたから。

 

 

 

鍼灸師になれば認めてもらえる!

そう思っていたのかもしれません。

 

 

 

よく考えれば出来ることは

たくさんあるし、

役に立てることだってたくさん

あったはずなのに。。。

 

 

 

 

そうして、

子供を産んですぐに入学する

という運びになったんです。

 

 

 

学校見学にも行き、

産んでからの計画も立てていました。

 

 

ところがある日、

出血がありそのまま入院することになります。

 

 

 

 

そして、

1週間後の検診の時、

「お母さん、流産です」

とお医者さんに告げられました。

 

 

 

妊娠5カ月でした。

 

 

5カ月にもなると

もう見た目は完全に人です。

 

 

 

自然に流れるわけではないので、

出産することになります。

 

 

これが私の初めての出産経験となりました。

 

 

 

生まれてくる=死。

 

 

 

こんなに苦しくてツライことはありません。

 

 

 

人生の中で間違いなく

一番ツライ体験でした。

 

 

 

出産後、精神的にも

参っている中で、

ある本を読みました。

 

 

 

「天に帰っていった赤ちゃんは

理由があってそうしている」

という内容の本です。

 

 

 

それを読んだ時、

「あぁだから、私の赤ちゃんも帰っていったんだ。

自分がいたらママが勉強するのは大変だ、

って思ったのかな。

自分がいない方がママはやりたいことが

できるんじゃないかな、

って思ったのかな。」

と感じました。

 

 

 

よく流産はママのせいじゃない。

自分を責めないで。

と言われますが、

私は自分を責めずにはいられませんでした。

 

 

 

もし私に自分の考えがしっかりあって

自分の大切にしたいものは何か

自分はどうしたいのかが

ハッキリ分かっていれば

こんな結果にはならなかったかもしれません。

 

 

 

自分の身体をもっと大切にして

生まれてくる子の為に

しっかり準備していれば

赤ちゃんは安心して元気に生まれてくることが

出来たのかもしれません。

 

 

 

そう思わずにはいられませんでした。

 

 

 

 

でも、赤ちゃんが教えてくれたことがあります。

 

 

 

 

それは私にとっての大切なものです。

「家族を作ること」

「家族との時間」

がその時の私にとっては何よりも大事だと

気づかせてくれました。

 

 

 

それは私の土台のようなものです。

 

 

 

家族という安心できる、

心が満たされる場所があるから

やりたいことを思いっきりできる。

 

 

 

 

 

そして、この出来事は

どれだけ自分が周りの意見に

影響を受けていたか、

他人の評価を気にしていたか、

自分の意見を持っていなかったか

という学びにもなりました。

 

 

 

 

自分軸がないために

ツライ体験をすることになった

私の話です。

 

 

 

 

正直この話をすることはツライです。

5年ほどたってやっとこうやって

話せるようになりました。

 

 

 

「じゃあそんな話ししなくてもいいじゃないか」と

思われる方もいるかもしれませんが、

 

私と同じように

他人に振り回されて

自分の選択を悔やむような

思いをしてほしくありません。

 

 

 

自分が想うように生きられず

後悔する人生を送ってほしくありません。

 

 

 

 

 

自分軸を持つことの

大切さが少しでも伝われば嬉しいです。

 

 

 

 

長くなりましたが、

最期まで読んでくださりありがとうございます。

 

 

 

 

    

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