アートな世界。 

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思うがままに、、 
無我夢中で描き出す。。。

絵を描くことが好きな人がこう言った。

絵を描いてるときは、自分だけの世界があって、誰にも邪魔されない。伸びやかにその世界を堪能することができる。時間を忘れて”無”の世界に没頭できる。

でも、描き終えてしまうと、、
一人地球上の真ん中にポツンと投げ捨てられたような感覚。”無”の世界に入り込みすぎたせいか、一人の人間であったことを忘れてしまう。私は誰?ここはどこ?
闇に包まれた世界が広がっていた。


美しく水色で描かれた空に、一滴だけ黒色の混じった雫を落としてみる。一瞬で美しかった空は、濁った。どんよりとした表情に変わる。もう元の美しかった水色の空に戻すことは難しくて…そのくらい黒色は強調性をもっている。
まるで、私の心のようだ。儚くてもろい。 今にもこの世界の色に染められてしまいそうだ。

だから、描き続けるのだ。
絵を描くことに終わりなんてない。
だって描き続ければ、描き続けるほど
新しい世界が広がってるのだから、、、