みなさま、こんにちは。
ウィーンより岡﨑麻奈未です。
2020年3月19日。本来なら本日『HiKiKoMoRi』の初日を迎える日でした。
20度にも上がる心地路良い日。
外に出ている人はまばらで、教会の鐘の音がいつもより大きく感じます。
日本の皆様お元気ですか?
オーストリアは生きるために必要な物を調達する事、緊急を要すること、助けが必要な方の援助に行く事以外の外出を禁止されました。
家の中で籠もっていると沢山のことを考えます。
人生とは何か、人と人とのつながりとは何か、現状とうまく付き合うとはどう言うことか、孤独とは何か。
まさにこのテーマが『HiKiKoMoRi』の舞台で芸術という観点から表現されています。
本日ウィーンで作品を発表する準備は出来ておりました。
今私たちができる事は何か、慎重に考えながら前に進めたらと思います。
今回の舞台では大スクリーンに加藤弘光先生の作品をプロジェクションマッピングを使い織り込ませて頂きました。
加藤弘光さんは2019年4月に急にこの世を去ってしまいました。その加藤先生の追悼プロジェクト。
3月29日日まで開催されております。
日本画家 加藤弘光展 MESSAGE
(横浜市神奈川区鶴屋町3ー33ー2
FEI ART MUSEUM YOKOHAMA)
奥様の加藤友子様に、今回とてもお世話になりウィーンでも加藤先生の作品をと作り上げてまいりました。
個展では友子さんの素敵な笑顔が出迎えてくれるはずです。私も何度もこの笑顔に救われました。
みなさま、どうぞ、横浜に足を運んで頂けたら幸いです。
健康第一で、どうぞご自愛ください。
まなみ