一ヶ月後の6月24日に東京芸術劇場にてグリエール作曲のコロラトゥーラ・ソプラノのための交響曲を歌わせていただくのですが、ではでは作曲家ラインホールド・グリエールさん(Reinhold Glière )ってだぁーれ
彼は1875年1月11日にキエフに生まれました。父親はドイツ人の楽器職人で、母親はピアノをよくしたポーランド人でした。次男坊さん。
早くからヴァイオリンを始め、すでにその頃から音楽の才能を開花させていたそう。
19歳になったグリエールさんは才能を認められモスカウの音楽学校へと進みます。そこでヴァイオリンを学ぶ傍ら、作曲のお勉強もします。
25歳になったグリエールさん、金メダルとともにこの音楽学校を卒業します。その時既にオペラ、交響曲、金管五重奏などを書き上げていました。
29歳にマリアさんと結婚。翌年双子の女の子が生まれます。翌年家族と共に更に音楽のお勉強をするためにドイツはベルリンに渡ります。その後も子供に恵まれ5人生まれた事により7人家族となました。
とても優秀なグリエールさん。33歳の時には指揮法を集中的に学び、34歳の時には彼の二つ目の交響曲がベルリンのベートーヴェンホールにて初演され、大成功を納めます。
40歳になった彼はロシアに戻りキエフとモスカウで指揮者としてのキャリアを積みつつ、音楽学校の先生とて、第二次世界大戦で働けなくなるまで頑張ります。
45歳になった彼はこんな中でも政治に興味がなく、音楽に没頭。この頃からソビエトが、『グリエールさんはロシア初の偉大な作曲家ではないか』と注目し始めるのです。。。。
続く