私は中学高校時代、新体操にハマっていました。

それまで、スポーツなんて興味なく、
お部屋でお絵かきして過ごしていれば満足な子供でした。

だから体力、筋力まるでなしの子がいきなり初めたものだから、
3分を踊りきるのは本当に苛酷でした。

練習後、家に帰れば抜け殻のようになって、
疲れすぎて食欲もなし。

ヒマさえあれば、新体操のビデオ見てました。

その頃のアイドルは、ビアンカ・パノバちゃん。ブルガリアの選手です。



この演技、覚えてますよ~。
みんなで、マネしたもんね~。
特に1:13~のドナルドダック歩きは必見。
こいゆうコミカルな動きって、新体操にしてはめずらしくて新鮮。

パノバ選手は、間の取り方がうまいよね~。


この時代は、ブルガリア黄金時代でした。
ネシュカ・ロベバという怖そうな女性コーチの力でしょう。
コーチというよりも、アーティストぽっい雰囲気。
今見るとかっこいー。



最近の新体操の進化は、すごすぎで、なんだか違う競技のよう。
手足がますます長くなって、開脚なんて200度が普通。(以前は180度がせいぜい)
技も、あの時代からしたら信じられない高度な技を、みんなこともなげにやっているし。

でも、なんだか味気なくなったように感じるのは私だけかしら?
「魅せる」ものが感じられなくなった。


そんな中、最近の選手でいいな~と思ったのが、
アンナ・ベッソノバ選手。ウクライナの選手。
足長!頭ちっちゃ!

先ほどのパノバの時代より20年。新体操の進化のほどがわかります。






こちらの、エキシビションなんてもう女神級!





ジーンズ姿の演技もあるわよ。





これだけのお宝映像がネットで見れるなんて、
思ってもいなかったわ~