今朝、通勤電車に揺られながら
少しだけセルフクリアリング。
自分のことを静かに内観してた。
ある苦しい状態の中にいる
自分をじっと見つめる。
私は、どんな思いを抱いて
この状態を抜け出せずにいるんだろう。
「お母さんより幸せに
なっちゃいけない」
ワークの通りに内観を進めながら
自分のハートをぐっと覗き込んで
出てきたのはそんな言葉。
ああ、
私、まだそんな風に思ってたんだ。
「お母さんを手伝って。」
「お母さんを助けて。」
「あなた達がいなくなったら
お母さんはどうなるの？」
つい2年前までこんなスタンスだったお母さん。
「好きなことをやるために
東京に行きなさい」
去年の夏にはそう言って
くれるようになった。
１月に人前で歌うことが決まった時は
心から応援してくれた。
「子どもたちががんばっていて
お母さんは嬉しい」
つい３月にも
LINEでそんなメッセージをくれた。
それなのに
それなのに
「私はお母さんより幸せになっちゃいけない」
私はまだそんな風に思っている。
お母さんを勝手に可哀想な人にして。
そんな自分の状態を
エネルギーワークで解放したところで
私はあえてセルフクリアリングを中断し、
哀しい気持ちのままに流れる涙をそのままにした。
下を向いて歩きながら電車を乗り換え、
ただただぽろぽろ涙を流した。
こういうとき、東京の
程よく人に構わない空気に救われる。
どう思われたって
覚えられるわけでもない。
そして大抵の人は
私が泣いていることに
気付きもしないし
どうも思わない。
ああ、私はまだ相変わらず
お母さんが創ってくれた
広い広い庭の中にいるのだな。
解放したことで
一段緩んだ意識の状態で
改めてそんなことに気づいた。
そして
それが自分の足枷になったとしても
やっぱりここはあたたかく
安全な感じがするんだよな…
とも。