先日、友人でもあり、自然療法師、アロマテラピスト、バッチフラワーレメディプラクティショナーとしてご活躍の、樋渡 志のぶさん(クプクプ 代表)が主催なさっている、自然療法塾 「ハーブ勉強会」に参加してきました。
突然ですが、ハーブと一言で聞き、どんなイメージがありますか?
今私たちの生活においては、ハーブティーやハーブを使ったお料理方など、数多く紹介されていますね。上手に日常に取り入れている人も多いことでしょう。
では、ハーブを「薬」として利用するには?
日本では、ハーブと言われると、=健康食品としての認識されている方が実際多いことが統計上出ており、医療として取り入れることが不可能な日本の薬事法上では致し方のないことなのかもしれません。
実際、私も20代後半まで「薬」=化学合成された薬剤 という認識があり、ハーブ =健康な人が予防として服用するためのもの という認識でした。
元来、常用する薬なしに健康的に育ってこれたことに、両親にたいへん感謝しているのですが、30代前半になり、ヨーガという身体と向き合う方法を取り入れ、学びを深めていくにつれ、自づと化学物質を拒絶する身体に変わっていき、今では大病にかからない限りにおいては、化学調合された薬を飲む機会は全くなくなりました。
と同時に、身体に害がありそうだから、と化学物質からは避けられても、どこかに身体の不調を感じた時、医療として自然療法の選択肢がない日本にいると、専門家の友人が周りにいない環境では、自力で自然療法についての学びを深めておかなければならないことに気がつきました。
例えば、気温や気圧の変化、そして精神的な疲れからくるちょっとした身体の不具合が出る場合があります。そんな時、どんな薬用ハーブを摂取したら効果的なのか。
自然療法が効果的なタイミングは、初期の段階とされています。
「おや、何かおかしいな」この気づきが早ければ早いほど、自然療法の効果が上がります。
それでは、毎日自分の身体の変化に気がつくためには?
朝起きて、すぐに忙しく動いたり、日夜人ごみの中にいては気がつきにくいでしょう。
私は数ヶ月前まで、都内高層ビルのOfficeで働きながらヨガのインストラクターを続けていました。その時からヨーガを通じて、毎朝毎晩どこかで身体と向き合う時間を続けることを大切にしています。一日15分程度。静かな場所で自分の今の状態を見つめます。
痛みが出れば、痛みの原因を探り、違和感が出れば、その箇所を和らげる。
常に自分の身体を観察し続けることで、自分にあった自然療法が見つかってきます。
年齢を重ねるにつれ、環境に負けず、継続して健康でありたい、という願いが自然と高まります。
身体の些細な変化に気がつくために、自分と向き合う時間を上手に取り入れていきたいですね。
ここ数年で自然療法という言葉が多くのメディアに扱われ、薬局で手に入るような漢方にも人々はとても慎重に選択するようになってきました。
しかし、残念ながら私を含めて効果的な自然療法を取り入れられている人は少ないと感じました。
今回の学びにおいても、たった1つのハーブを理解するだけで数時間の知識が必要でした。
ハーブを薬として服用するためには、専門的な知識が必要です。自然療法について知識の高い方に相談をして、自分にあった症状のハーブを見つけていきたいですね。
ハーブに興味がある方は、ぜひKupukupu 樋渡 志のぶさんへご相談ください。
勉強会に参加すると、たくさんの気づきに出合います。いつも自分に必要な知識を取り入れ、それを上手にシェアしていきながら、日々学び続けてまいります。
万菜美