息子が通うインターナショナルスクールで
息子に起こった出来事です
今日の学校どうだった？
と夜ごはんの時に息子に聞くのが
毎日の日課です。
その日も、どうだった？と聞くと
今日〇〇くんに
「俺のお父さんにかかれば
お前のお父さんなんか
すぐに会社辞めさせられるんだぞ」
って言われた〜とのこと。
その〇〇くんは
同じインターナショナルスクールに通う
日本人のお子さんで
息子いわく、どこかの会社の
重役？社長？のご子息らしい・・・
「それで、何て返したの？」と聞くと
「うちのお父さん無職だよ〜
って言った〜」
とあっけらかんとしていました
「それで〇〇くんは何だって？」
「うーん、それからは何も言われてない」
つ、強い
もし自分のお父さんがサラリーマンで
それだけ権力のある？ご子息から
「お前のお父さんなんかすぐクビにできる」
なんて言われたらその真意はともかく
子どもなら信じてしまい
その子から受ける多少の嫌なことは
我慢するような関係性に
なってしまうのかもしれないなぁと・・・
その点、我が息子は違うようです。
確かに私も夫も
サイドFIRE（セミリタイア）をしています。
粗方好きに過ごしているので
側から見れば無職に見えるかも・・・
なので息子の回答は
ほぼ間違っていません。
でも、資産がある程度あり
好きなところに住み
好きな時間に
好きな物を食べ
好きなことをして暮らしている
個人的にはとっても良い人生を
送っていると思っています
私がこのサイドFIRE（セミリタイア）の道を
選んだ理由の一つに
「自分で自分の働き方をコントロールしたい」
というのがありました。
「いつでもクビにできるんだぞ」
と言われても
「いつでもクビにしてくれてかまわない」
と言える人生にしたい。
資産という後ろ盾がある状態であれば
それが言える立場になれる。
だからこそある程度の
自分たちの資産を築くのに
共働き会社員を頑張って続けたり
節約を頑張ったり
それ相応の努力をしてきました。
そしてそれが実現できた今
この生き方を選択して
本当に良かったな、と感じています。
こういうことを考えると
いつもネットで有名な
この物語を思い出します
『アメリカ人の観光客が
船から下りてきた
メキシコ人漁師に尋ねました。
「大漁だね！
どれくらい海に出ていたの？」
「昼の数時間だけだよ」
返答に驚いたアメリカ人は
「もっと長い時間、漁をして
もっといっぱい魚を
捕まえればいいじゃないか」
と提案すると
漁師は
「なんでそんな必要があるのさ。
これで十分食べていけるよ」
と答えました。
「それなら、漁をしていない時間は
何をしているんだい？」
とアメリカ人。
漁師は
「ゆっくり起きて、
家族との時間を過ごすんだ。
夜は友人とバーで飲んで
ギターを弾きながら歌うのさ」
と説明しました。
アメリカ人は信じられないと
首を振りました。
「私は、ビジネススクールで
経営学を学んだ。
君はもっと漁をして
魚をいっぱい捕れば
もっと大きな船が買えるよ。
大きな船ならば
もっと多くの魚が捕れる。
会社だって設立できるよ」
「それにはどれくらいの期間が
かかるんだい？」
「20年か25年ぐらいかな。
そして会社の経営がうまくいけば
上場して株を売って
億万長者にもなれるさ」
とアメリカ人は胸を張りました。
「へえ、その後は？」
とメキシコ人は不思議そうに聞きました。
「成功したら引退して
海の近くの小さな島で
ゆっくり暮らせばいい。
朝はゆっくり起きて
子どもと遊んだり
ちょっと釣りをしたり。
夜は友人とバーで飲みながら
楽しい時間を過ごせるよ。
どうだい？素晴らしいだろう？」
それを聞いた漁師は言いました。
「もう、私はそうしているじゃないか」』
会社に勤めることだけが人生じゃないし
大金を稼ぐことだけが人生じゃない
自分にとって何が1番大切なのか？
自分はどんな人生が送りたいのか？
それを自分の頭で考えて
自分なりの答えを持つことが大切
人生に正解はありません。
自分が自分の頭で考えて
出した答えが正解です。
自分の人生は自分のもの
子どもにそんな親の背中を
見せられていたら
嬉しいなと思います
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