私には「ひまわり」という愛猫がいた
彼女は私の相棒であり
時に妹であり
家族だった
最高のパートナーだった
彼女はもう、虹の橋を渡ってしまったけれど
今でも私の大切な、大切な存在であり、パートナーである
ひまわりが虹の橋を渡ってから
彼女の納骨堂に何度も通った
ひまわりがそこにいて
ひまわりを近くに感じられるから
たくさん話しかけたり、時には泣きじゃくったり…
何度足を運んだかわからない
けれど…
「ひまわりはもうここにはいないのかもしれない」
そう感じ始めた瞬間が何度かあった
昨年の8月から9月にかけてである
ちょうどその頃、妊娠がわかる
妊娠がわかっても、仕事は忙しい
ストレスは常にかかっていた
それでも世の妊婦さんが苦しむ悪阻などは全くなく、元気に仕事ができていた。
もちろん、心配は常にあったし、気を付けて生活をしていたことは付け加えておこう(^ー^)
私があまりにも元気だったせいか、安定期に入り、公表するまで職場の同僚も子どもたちも全く気付かなかった(笑)
妊娠がわかり
出産予定日を知らされる
予定日は5月とのこと
そうなると産前休暇が3月の中旬
3月の中旬は、年度末の忙しい事務処理のほとんどが終わり、ひと息つける頃
そして、学級担任をもたせていただいている私にとって、同僚の先生方へ負担を極力かけなくて済む、この上ない区切りのいい時期である
ふと、ひまわりの最期を思い出す
ひまわりの様子が急変したのは、私が夏季休業に入り、体力的にも、時間的にも余裕ができ、ひと息つける頃だった
まるで私に迷惑をかけまいとするかのような時期だった
もしかしたら、ずっと具合いが悪いのをガマンさせていたのかもしれない…そう感じるほどのタイミングだった
私の結婚を見届け、私の新婚旅行が終わるのを見届け、仕事の忙しさに追われる時期が終わったのを確認するかのようなタイミングだった
彼女は私と本当によく似ている
本当に最後まで私のことを気遣い、逝ってしまったように思えてならない
産前休暇の時期の状況と、ひまわりが逝ってしまった時期の状況がなんだか重なる
ただの偶然だろうか?
順調に妊娠生活を送ることができ
性別が判明
女の子とのこと(*´∇`*)
ふと思う
お腹に話しかける
「ひまわりなの?」
けれど
出産が近付きはじめると
その思いはなくなってきた
「ひまわりは側にいる」
「私とお腹の赤ちゃんを守ってくれている」
そんな気がしてならない
ただの妄想だということはわかっている
けれど、そうであって欲しいな…と強く思う
私には夢があった
それは…
私の子どもとひまわりと私の3人で、暖かい陽射しが入ってくる窓辺でお昼寝をすること
もしも私に子どもが生まれたら、目には見えないけれど、ひまわりが側にいてくれてるといいな♪と思っていた
なんだかそれが現実になりそうな
そんな温かい気持ちに今、なっている
そして
出産の予定がいよいよ見えてくる
予定帝王切開での出産
手術日は4月27日
「すごい…」心の中でつぶやく
27日は、ひまわりの月命日
ひまわりの存在を近くに感じる
やっぱり側にいてくれているのかな…
いてくれていたら嬉しいな…
そして思う
ひまわりの最期に感じた後悔を、生まれてくる子どもに繰り返させない
強くならなくちゃ…と
ひまわりにしてあげられなかったことを、生まれてくる子どもにしてあげよう
ひまわりと一緒に行きたかったところに、生まれてくる子どもと一緒に行こう
ひまわりを守れなかった、救えなかった、その悔しさはもう繰り返さない
生まれてくる子どもを絶対に守る
出産を明日に控えた今
ひまわりに誓う