フェリーの船内に戻り、船内の至るところにあるテーブルで、(確か)軽めの夕ご飯を食べる。
(確か)カップラーメンを食べたような…(*_*)

私と同じそのテーブルには、私の他にも小学校4年生くらいの女の子とお父さんが(^-^)

その女の子とお父さんは、とっても仲が良い様子
ずっと笑顔で、セイコーマートのお夕飯を一緒に食べていた。

お父さんは、女の子が可愛くて、可愛くて、仕方ない様子

女の子も、お父さんとのフェリーの旅が嬉しくて、嬉しくて、仕方ない様子(*^^*)

ステキな親子だった

どうやら、2人で(確か)バイクで北海道を旅したようなことを話していたかな?

女の子は絵日記を描きながら、お父さんと旅の思い出をまとめていた

微笑ましい

見ているだけで、こちらまで幸せな気持ちになれた


そして、ふと思う

「羨ましいな」と(*´ー`*)

私には父親がいない
物心ついた時には、父と母はそれぞれの場所で、別々の人生を歩んでいた
今でこそ、シングルマザーの道を選ぶお母さん方はたくさんいるけれど、私の子ども時代は珍しかった

よく「可哀想」という目で見られていたなぁ…。
私にとっては、父がいないことが普通なのに。
父がいないことよりも、周りの目や気を遣っている素振りの方が辛かったな(・・;)

そんなことを思い出しながら
お父さんと楽しそうに旅をする女の子が、微笑ましく、羨ましかった(*´ー`*)

女の子の姿に、自分が小さかった頃の姿を重ね合わせる
「私もお父さんと一緒の時間をたくさん、たくさん、過ごしたかったな」
女の子の嬉しそうな姿を見ていると、小さな頃の私のように見えてきて、幸せな気持ちになる(*^^*)



そして、もう1つの思いで胸がいっぱいになる

それは
「私は夫に、夫の子どもを抱かせてあげることができるのかな」と

優しく女の子を見つめるお父さんの姿が、夫と重なる

「娘ができたら、夫もこんな表情をするのかな」

「娘ができたら、夫と娘にもこの親子のような旅をしてほしいな」

「娘ができたら、私が叶わなかった分、父親である夫とたくさんの思い出をつくってほしいな」

そんな思いで、胸がいっぱいになる




「お父さんとずっと仲良く、笑顔で過ごしてね」
心の中で女の子に話しかける(*´ー`*)

色々なことを思い出し、切なくなったのは事実だけれど、それ以上に幸せな気持ちになれた

このひとり旅で、こんなにステキな親子に出会うことができたことを嬉しく思う(*´∀`)