粉雪 

粉雪 舞う季節は いつもすれ違い
人混みに紛れても 同じ空見てるのに
風に吹かれて 似たように凍えるのに

ぼくは君のすべてなど 知ってはいないだろう
それでも 一億人から君を見つけたよ
根拠はないけど 本気で思ってるんだ

些細な言い合いもなくて 同じ時間を生きてなどいけない
素直になれないなら よろこびも かなしみも 虚しいだけ

粉雪 ねえ 心まで白く染められたなら
ふたりの孤独を分け合うことができたのかい

 

 

 

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ぼくは君の心に耳を押しあてて
その声のする方へ すっと深くまで
下りてゆきたい そこで もう一度 会おう

分かり合いたいなんて うわべを撫でていたのは ぼくの方
君のかじかんだ手も握りしめることだけで繋がってたのに

粉雪 ねえ 永遠を前にあまりに脆く
ざらつくアスファルトの上 シミになってゆくよ

粉雪 ねえ 時に たよりなく心は揺れる
それでも ぼくは君のこと 守り続けたい

粉雪 ねえ 心まで白く染められたなら
ふたりの孤独を包んで 空に帰すから
レミオロメン

 

 

 

 

陽を浴びて 庭の白梅 蕾ふくらむ 無頼庵人

夕暮れの 私立校生の 下校の列 待ち受けている その先の未来

ワンコの前で ニコニコ顔で おどけて踊る 「ポーカーフェイス やめてよぉ!」(無理かぁ)

 

 

 

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