しあわせになるため
夕焼けが燃えて落ちていくよ
山並みのむこうへと 馳せる思い
あの人が 暮らす町も やがて
ばら色のかがやきに 染まるころ
あの人も仕事を終えて
今ごろ 家路をたどっているだろう
離れてるけど 同じ愛 見つめ
生きていて ひどくさみしいとき
よみがえる横顔が 揺れている
川面に広がる黄昏
もう一度 ふたりで 歩いてみたい
迎えにゆこう しあわせになるため
離れてるけど 同じ愛 見つめ
ハイ・ファイ・セット

ワンコとの散歩道の「てっぺん」で見た、江の島を膝に従えた富士山とそれに連なる山々が夕焼けに映えて、くっきりとシルエットを描いてた。
暫く、見入って、その後も、目で追いながら、ゆっくりと下りていった。見ているときに、ふとこの歌が蘇ってきた。久々に口ずさんでみた。けだし名盤。カメラを持っていれば ... とつくづく思った。自然の醸し出す、美しさ、何にも代えられない。
思い馳せ 悲喜交々の 賀状かな 無頼庵人
賀状じまい 時の流れや 影を差す
稜線に沿う 夕焼けの帯 醸し出す 富士山の 黒のシルエット

