小泉氏に宮沢氏が厳しい意見

「日本は終わる」

「外交には年齢も大事」

 

 

 9月27日に予定されている自民党総裁選。候補者のひとりで国民的人気が高い小泉進次郎元環境大臣について宮沢博行元衆議院議員が語った。

 

  【映像】地方訪問する小泉進次郎氏(複数あり)  

 

日本経済新聞社とテレビ東京が実施した8月の世論調査で、小泉氏が23%、石破茂元幹事長が18%、高市早苗経済安全保障担当大臣が11%、小林鷹之前経済安全保障担当大臣は8%という結果が出ており、小泉氏の人気ぶりがうかがえる。  そんな小泉氏について宮沢氏は「アメリカのトランプ前大統領やカマラ副大統領、さらには中国の習近平国家主席、ロシアのプーチン大統領と会談している様子がとても想像できない」と明言。 「これをやったら日本は終わる。台湾有事とか尖閣諸島のものがすぐ出てくる。やはり外交においては、年齢という要素も必要。今回、自民党は“党の顔”“選挙のため”という選び方をするが、国家のためということも考えて投票しないとまずいと思う」 (『ABEMA的ニュースショー』より)

 

 

【関連記事】

 
 
 
 

 

 

遠野なぎこが私見訴え

小泉氏の話は

「ほとんど意味分からない、

 日本任せるの早いんじゃ」

 

 

 女優遠野なぎこ(44)が21日、TOKYO MX「バラいろダンディ」(月~金曜午後9時)に水曜コメンテーターとして生出演。自民党総裁選(9月12日告示、27日投開票)への出馬の意向を持つ小泉進次郎元環境相(43)について言及した。  開口一番「小泉進次郎さんが首相になるの? えー冗談でしょ?」と切り出すと、慌ててMCのふかわりょうから「どうしました?」とツッコミが入った。  それにもめげず、遠野は「ウソでしょ、こんなの。なんていうか、ニュースとかで(小泉氏の地元)横須賀の人たちも首相になってほしいとか言うけど、私、冗談としか思えなくて。本気で思ってるのかな」と続けた。  さらに「わりと年配の方々も推してましたけど。進次郎さん、おっしゃってることのほとんどが意味分からないんですよ。そんな人が日本をまとめるの? そんな人に日本を任せるの?」と投げかけた上で「ダメでしょ」と両手でバツ印をつくった。  ふかわは冷静に「揶揄されてる部分はありますけど、すべて意味が分からないわけじゃない」とフォロー。それでも遠野は「すべてじゃない。大きな部分が、ほとんどの部分が分からない」と食い付いた。  その後一転して「ただ、この人のいいところは、ありますよ。あのね、ワンちゃんが好き」と言うと、スタジオ爆笑。さらに「ワンちゃん好きに悪い人はいない」と語るも「いい人と、言ってる意味が分からないのは別だから。日本を任せるのは早いんじゃないですか」と訴えた。

 

 

【関連記事】

 

 

 

「血へど吐くほど大嫌い」

“次の総裁1位”小泉をマツコが一刀両断!

「キレッキレ」12年前の激辛コメント

12年前の毒舌が再注目されているマツコ・デラックス

 

「小泉進次郎さん、どのようなイメージをお持ちでいらっしゃいますか?」  こう聞かれ、「うん、大っ嫌いです」と言い放ったのは、12年前のマツコ・デラックスだ。さらに「血へど吐くほど嫌いです」と続け、「何をしてくれたのよ、このガキが!」とののしった。

 

  【写真】小泉進次郎と滝川クリステルがベビーカー散歩  

 

発言は2012年2月放送の『5時に夢中!』(TOKYO MX)のなかでのもの。夕刊フジの記事「小泉進次郎の“言葉の力”」を取り上げた際のやり取りだ。当時30歳の小泉進次郎は、若手議員の注目株として推されまくっていた。まだ実績は無きに等しい元首相の息子がもてはやされる様子を、マツコは苦々しく感じたのだろう。  それから12年、日本経済新聞社とテレビ東京による8月21、22日の緊急世論調査で、「次の総裁にふさわしい人」の1位に小泉進次郎が選ばれるというまさかの展開になっている。「進次郎総理」誕生の可能性も浮上してきた今、かつてのマツコの発言が掘り返されているのだ。  Xでは賞賛の声が集まっており、すなわち進次郎の資質を疑うむきは多い。 《男を見る目には定評のあるマツコだけに、当時ちやほやされていた頃から小泉進次郎を嫌っていたというのは、先見の明があると言わざるを得ない》 《マツコがキレッキレ コメント的射てる》 《確かにポリ袋有料化しかやったこと思いつかない…あとセクシーくらい 本当に何やったんだこいつ》  一方、マツコへの厳しい指摘もなされている。 《この頃はわからないけれど、今のマツコはかなり体制ヨイショ 今テレビで何を言えるのか、そっちの方が気になる》 《マツコデラックスも、キー局や大企業のCM御用達タレントとなった今ではもう何も言えない立場なんだろうなぁと、有名になることの悲哀と不自由をしみじみ感じている》  時を経て、マツコの舌鋒に変化を感じている人もいるようだ。 「かつてのマツコさんは権威に噛みつきまくって人気を得て、今のポジションを掴んでいる。一方の進次郎さんは、あの小泉純一郎の息子、政界のサラブレッドとして大々的に売り出された。その後はポリ袋有料化で叩かれ、派閥パーティー禁止を訴えながら自身は政治資金パーティーをし……。今の進次郎さんをマツコさんがどう見ているのかは気になりますね。何も言わないような気もしますが」(週刊誌記者)  「大嫌い」発言に続けて、マツコはこう持論を語っていた。 「絶対誰かからコントロールされている喋りじゃない? もうお父さんそっくりだし、今の時節柄みたいなのをちゃんとリサーチしててさ、何を聞かれたらこう答えるみたいなのがさ、ちゃんとできてんのよ。答えているだけ。それだけの男でしょ? だから誰かにうまく言われたとおりにやる能力はあるのかもしれないけど、別にこの人の言葉だとは思ってないから、“言葉の力”なんて軽々しく書かないでほしいんだけど」  進次郎は今こそ成長の証を示すことができるか。

 

 

【関連記事】

最終

 

 

自民党総裁=NO !の議員ランキング!

1位小泉、2位河野を抑えた1位は?

 

 

 

「自民党が変わることを国民の前にしっかりと示すことが必要だ。変わることを示す最も分かりやすい最初の一歩は私が身を引くことだ。来たる総裁選挙には出馬しない」

 

  【全順位】次の自民党総裁になってほしくない議員ランキング 

 

8月14日、こう語ったのは岸田文雄首相(67)だ。9月末に任期満了を迎える岸田首相。それに合わせて行われる自民党の総裁選について、不出馬を表明した。 自民党は昨今、裏金問題や旧統一教会との親密さなどが取り沙汰されており、世論は不信感を募らせている。そんななか行われる総裁選は、“誰が選ばれるか”によっては党の支持率を大きく左右することになりそうだ。そこで今回、本誌は総裁選への出馬に意欲を見せていると報じられている11人について、自民党の総裁に”なってほしくない”のはだれなのか、20~70代の男女500人を対象にアンケートを行った。 まず、第3位は小泉進次郎元環境大臣(43)だ。第87代・第88代・第89代内閣総理大臣の小泉純一郎氏(82)を父に持つ小泉元大臣は、’09年の第45回衆議院議員総選挙で初当選。’11年に自民党青年局長となり’21年には自民党総務会長代理に。そして、今年1月には衆議院安全保障委員長に就任した。 ‘19年から’21年まで第27代・28代環境大臣を務めた経験もある小泉元大臣。しかし’19年9月、福島第一原発事故で発生した除染廃棄物の最終処分場の見通しについて具体案を尋ねられた際、「私の中で30年後を考えた時に、30年後の自分は何歳かなと発災直後から考えていました。だからこそ私は健康でいられれば、30年後の約束を守れるかどうかという、そこの節目を見届けることが、私はできる可能性のある政治家だと思います」と回答。しかし、「何を言ってるのかわからない」と波紋を呼ぶことに。こういった“何か言っているようで何も言っていない話し方”を「進次郎構文」と揶揄されることもしばしばだ。 そのため、今回のアンケートでも《発言がおかしい。自民総裁どころか国会議員にすらなって欲しくない》《勢いだけでちょっと何を言っているのか分からない事が多い。的外れな政策を打ち出して混乱させそう》といった声が寄せられた。 また’19年末、「週刊文春」によって独身時代に既婚女性と不倫していたという疑惑が報じられた小泉元大臣。当時の会見では、「個人の事柄については、私からお話しすることはありません」と述べるに留めていた。そのスキャンダルが尾を引いているようで、《以前は不倫問題が取りざたされるなど、プライベートでしっかりしていないから》《不倫していたから》と厳しい声も。 「読売新聞オンライン」によると、小泉元大臣は総裁選に向けて周囲に「顔を替えればいいという問題ではなく、この総裁選は、党を変えるための真剣勝負にしないといけない」と語っているという。“真剣勝負”で勝利を収めたとして、世論の支持を得られるだろうか。 続いて、第2位は河野太郎デジタル大臣(61)だった。自民党総裁を務めた河野洋平氏(87)を父にもつ河野大臣。’96年に初当選すると’15年に国務大臣、’17年に外務大臣、’19年に防衛大臣に就任。’22年からは、デジタル大臣を務めている。 しかし、’18年12月の会見で北方領土を巡るロシアとの交渉方針などを記者から尋ねられた際、質問に答えず「次の質問をどうぞ」を連発。また、Xではブロックを多用していることなどが、ネット上では度々議論を巻き起こしてきた。そういった人柄について、アンケートでは《SNSで気に入らない人をことごとくブロックしていて、人の上に立つ器の大きさが感じられないため。 自分にとって都合の良い意見しか聞かず独裁になりそう》《独善的でパワハラ気質が目立つ》《自我が強そう》と厳しい声が上がった。 またマイナンバーカードに保険証の役割を担わせる仕組みへ移行するため、今年12月で現行の健康保険証は新規発行されなくなる。4月に河野大臣は、自民党議員に対しマイナ保険証が使えない医療機関の「通報」を促した文書を配布。医療機関に圧力をかけているのではないかと波紋を呼んだ。 そのため《マイナンバーの件でわかったが、国民の声に耳をまったく傾けず保険証を廃止するから》《マイナンバーカード普及の進め方が強引で受け入れられない》と強引な進め方への反発が寄せられた。これまで2回、総裁選に挑戦してきた河野大臣。しかし、“3度目の正直”となるだろうか。 そして、第1位に選ばれてしまったのは高市早苗経済安全保障担当大臣(63)だった。高市大臣は’93年に無所属で初当選を果たしたのち、’96年に自民党に入党。’06年には第1次安倍内閣で、沖縄・北方大臣として初入閣を果たした。さらに’14年には総務大臣となり、’17年には総務大臣としての在職日数が歴代1位を記録。現在は’22年から、経済安全保障担当大臣を務めている。 そんな高市大臣は’21年の総裁選の際、安倍晋三元首相(享年67)の支援を受け、政策面でも「安倍路線の継承者」とも呼ばれている。7月23日にYouTubeチャンネル『真相深入り! 虎ノ門ニュース』に出演。「安倍総理のご生前に話していたこととして、『高市さんね、夫婦別氏、あれはダメだよ』ってことはおっしゃってました」と、安倍元首相の名前を出して夫婦別姓に反対していた。 そのため《安倍首相の影響力が色濃くあまりいい印象がないから》《安倍晋三の路線を継承しているから》《安部の腰巾着》と安倍元首相の政治方針を疑問視する人たちから厳しい声が上がった。 また村山談話に懐疑的な姿勢を見せるなどし、一部で熱狂的に支持されている高市大臣だが、《とにかく保守向けの演説さえしておけば政治家で稼げると考えている》《タカ派のイメージ》《かなり右翼的によりすぎ》という声が。 ‘21年の総裁選の国会議員票では114票を獲得し岸田総理に次ぐ2位となった高市大臣。安倍元首相亡き今、高市大臣の運命は?

 

 

 

「まわりに優秀な人たちが」金子恵美氏

進次郎氏を全国放送で“応援”

ローカル番組で「地頭悪い」発言の過去も

 

 

元衆院議員でタレントの金子恵美氏が、8月28日放送の『めざまし8』(フジテレビ系)に出演し、自民党総裁選にコメントを寄せた。

 

  【1位~11位】若者が選ぶ「期待の自民総裁候補」アンケート  

 

総裁選には、小泉進次郎元環境大臣が出馬すると見られており、注目を集めている。進次郎氏は、小泉純一郎元首相の次男であり、これまでもたびたび将来の総裁候補として名前があがってきた人物だ。  金子氏は「若い人が出馬するのはいい傾向だと思う」とコメントするも、菅義偉(よしひで)前首相ら、周囲の支持者たちの“影”が見えすぎてしまうため「若返りはポーズ」と、とらえられる懸念があると指摘。  その一方で「支えている人たちが、若手の本当に優秀な人がブレーンとしてついている。国家運営はひとりでやるのではなく、チームとしてやるときに、トップが多少、頼りなくても、まわりに優秀な人たち、“スーパーチーム”ができていれば、かりに小泉内閣ができても期待できる」と評価したのだった。  Xでは、この放送を見た人々からの、金子氏への反対意見が多く聞かれた。 《スーパー長老チームが控えているという事か》 《その『周りにいる優秀な人達』のお陰で、いま現在、日本が衰退し続けているんだからな。総理が駄目ならより加速するだけだ》 《そんな事ができるなら今までの総理は何なの? 地アタマ悪い飾りのトップではキツいって…》  金子氏は2012年に自民党から出馬し、衆院議員に初当選。そして、議員時代は二階俊博元幹事長が率いる「志帥会」(2024年1月解散)に所属していた。 「進次郎氏を支援する菅氏の首相時代は、二階氏と“一蓮托生”ともいえる間柄でした。  また、二階氏は2024年3月に進次郎氏の父・純一郎氏らと会食し、総選挙への危機感を話し合ったことが報じられています。  こんな“元親分”の動きもあって、金子氏は進次郎氏の陣営について、前向きなコメントを述べた可能性もあります」(政治担当記者)  ただ、金子氏は以前、進次郎氏に対して、よりストレートな物言いをしていたという。スポーツ紙記者はこう話す。 「3月17日放送の『そこまで言って委員会NP』(読売テレビ)に、金子さんは夫で元衆議院議員の宮崎謙介さんとともに出演。  出演者の間で“ポスト岸田”は誰がふわしいか議論された際、宮崎さんが進次郎氏の名前をあげるも、金子さんは『小泉さんはまだ、地頭がそんなによくないんで。経験を積まないといけない』と一刀両断していたんです。  時期が少し前でしたが、『そこまで言って~』は、関東では放送されない、いわば関西ローカルの番組。『めざまし8』でのコメントは、全国放送を意識したものだったのでしょうか……」  どちらが本音だったのか――。

 

 

 

金子勝氏:裏金問題を忘れた総裁選過熱