雨が空から降れば
雨が空から降れば
オモイデは地面にしみこむ
雨がシトシト降れば
オモイデはシトシトにじむ

黒いコーモリ傘をさして
街を歩けば
あの街は雨の中
この街も雨の中
電信柱もポストも
フルサトも雨の中
しょうがない
雨の日はしょうがない

公園のベンチでひとり
おさかなをつれば
おさかなもまた
雨の中
しょうがない
雨の日はしょうがない

しょうがない
雨の日はしょうがない
しょうがない
雨の日はしょうがない・・・
詩:別役実
 
丸めたせなかが 糸を垂らしてる 「おさかな」を 釣っては放す 昼下がり
雨だから 迷うこともない 日がないちにち 「おさかな」と 
おはなししてる
遠くでかわずも ないている とおくで かえるも ないている

 

 

 

 

 

たぶんあなたはむかえに来ない
線路のむこう町が見えはじめたら
大つぶの雨駅はもうすぐなのに
ん~ いじわる

心はもうホームにすべり込んでいる
たまにはひとりどこかへ行きたかった
たまには少し心配させたかった
ただそれだけ

心はもうとっくにやんでいるのに
たぶんあなたはむかえに来ない
こんな激しい雨
たぶんあなたはむかえに来ない
フラれてしまった

心はもうあなたへ飛んでいるのに
たぶんあなたはむかえに来ない
こんな激しい雨
たぶんあなたはむかえに来ない
フラれてしまった

たぶんあなたはむかえに来ない
こんな激しい雨
たぶんあなたはむかえに来ない
フラれてしまった
荒井由実
 
女の子ってやっぱりいいなぁ、って思える曲ですね。
ユーミンのちょっと「はすっぱ」な、その裏側 .. たまりません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2000トンの雨
見えるものは
指の間を
つたって落ちる 雨

道の向こう
そびえ立つタワー
もうすぐ空へ
届くだろう

ぼくの思い 何ひとつ
伝える術もないのに
こころ 少し洗われたなら
救われるとき あるだろうか

今は耳を澄ますだけ
炎と雨の響き

ぼくの思い 何ひとつ
伝える術も ないのに

2000トンの雨が降れば
ぼくは 今日も ひとり


2000トンの雨が降れば
ぼくは 今日も ひとり …
山下達郎
 
こころのわだかまり、すべて洗い流して ・・・ 。カタルシス?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

雨は手のひらにいっぱい
はね上がる水たまり
よけて通ることも
できずにいるぼくは
走り去るバスの煙
消えるのを見てる

雨は手のひらにいっぱいさ
そうさ ぼくの心の中までも

行くあてもない街で
空はどこも同じ
泣き顔を見せてる
あたたかい安らぎは
今はまだ遠い

雨は手のひらにいっぱいさ
そうさ ぼくの心の中までも
山下達郎

 
雨は降り続く 
重だるい空のような心をひきずり あてもなく歩く
車のしぶきが ようしゃなく 追い打ちをかける 
こころは内へと向かう
身の置き場など まだ遠い 
精神の彷徨 こころのさまよいは まだ続くのか


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 今日は なぜだか センチな気分 ... もてあます ... 夏風邪も引かず