花・太陽・雨 

よろこびのとき 笑えない人

色のない花 この世界

春の訪れのない

私のこの青春に問いかける

 

にくしみだけの さかさまの愛

水のない雨 閉ざされた

暗やみの中での

私のこの青春に呼びかける

 

この白い光 あたたかい風と

ささやかな愛に つつまれた

あしたを 迎えに

かなしみの日を よろこびの日に

 

かなしみの日を よろこびの日に

太陽もある その世界

春の花のように

私のこの青春が 目をさます

 

あなたの花 あなたの太陽

あなたの雨 あなたの愛

花・太陽・雨 花・太陽・雨

迷える人よ

PYG

 

 

 

 
 
 
 
 

トピックス:PYGデビュー50周年!デビュー・シングル「花・太陽 ...

 左から岸部一徳 大口広司 沢田研二 大野克夫 萩原健一 井上堯之

 

 

 

 

 

 なつかしの街 青かりし頃の街 下町の匂い

 もう二十年以上も前 折り畳みのチャリンコ持って、電車で訪れ、なつかしの路地を見て廻った。

 新聞配達の順路帳を頭の中で追いながら ... 。急な階段 ボロアパート 十九歳の地図

 中小の町工場がたくさんあった。リーガルなどの製靴工場もあって、重宝したなぁ。

 この関連の製靴店にも結婚後に車で訪ねたことがあった。おじさん、商売人に似つかわしくなく、

 不愛想で、ちょっと入りずらかったけど、よく通ったよ。さすがに今はもうないだろうなぁ ... 。

 ともあれ いつの日か きっと また訪ねたい。

 

 

 

 

 

 

 中上健次が世に出た一番最初の作品と言っても過言ではない小説。 十九歳の鬱屈と焦燥、

 そして不毛な悪戯。 悶々とした若者特有の苛立ちを瑞々しい筆致で描写。

 

 

 

 一徳ちゃん なんとも言えん味やわぁ おもろいわぁ 好きやわぁ。