為末大氏

 

為末大氏

素直に生きるといいようにされる 

水原通訳解雇めぐり4つの注意点

 

 陸上400mハードルの日本記録保持者でスポーツコメンテーターの為末大氏(45)が21日に自身の「X」(旧ツイッター)を更新。ドジャース大谷翔平の通訳・水原一平氏が違法賭博疑惑でドジャースから解雇された報道を受け、アスリートをめぐる問題について語った。複数の米メディアによると、水原氏は違法なブックメーカーの賭けで巨額の借金をつくり、大谷の口座から少なくとも450万ドル(約6億8000万円)の電信送金を同ブックメーカー側に送ったという。為末氏は「今回の大谷さんの話とは関係なく(いやないこともないですが)ですが、ふと思ったので」とすると、アスリートが抱える問題について言及した。

 為末氏はアスリートが有名になる20代前半で起こることとして、以下の4点を列挙。

・先輩や昔の同級生が保険を売りにきたり、お金を貸して欲しいとお願いされる

・いろんな人を紹介される。その中にグレーゾーンの人が混ざっていることもある。紹介する人は先輩だったりするのでややこしい

・マネジメント事務所から連絡がある

・会社を作る必要が出てきた場合、よくわからないまま株主の比率が決まる

その上で「田舎で育った場合のアスリートは、昔と同じように素直に生きているといいように転がされてしまいます」と指摘した。一方で為末氏は「それで傷ついた人は今度は警戒心が強くなり、とにかく知っている数人だけで固めようとしますが、それはそれで身内と近くなりすぎて問題が起きたりします」と警鐘。続けて「難しいのはそれが競技に集中している時であり、さらに20代の経験がない若い時にやってくる点です」とし「相談しようにも、スポーツの中にそんな経験がある人も少ないです。言いにくいことも多い」とアスリートならではの〝生きづらさ〟を代弁した。

 

 

 

 

立川談四楼氏 

酒と女は歳と共に衰えるが博奕は例外

 

 

 

 

 

 落語家の立川談四楼が21日、X(旧ツイッター)を更新し、ドジャースの大谷翔平投手の通訳・水原一平氏の違法賭博疑惑について投稿した。

  【写真】大谷のインスタに夫婦で登場した水原通訳  

米ESPNによると、水原氏は20日、韓国で行われた開幕戦のパドレス戦後、大谷らド軍の選手たちの前で自身はギャンブル依存症だと告白し、謝罪したという。  談四楼はXに「『三道楽煩悩(さんどらぼんのう)』  酒、女、博奕のことで『酒と女は歳とともに衰えますが、博奕だけは止まらないんだそうで――』と落語のマクラでは言うが、今回、大谷翔平の通訳、水原一平氏の『自分はギャンブル依存症』との言を聞き、それを思った。止まらないのだと」と投稿した。落語家が高座で、落語に入る前にしゃべるフリートークなどがマクラで、三道楽煩悩は男性の道楽を指す。談四楼は、年齢を重ねてもギャンブルグセはなかなか改善されないと指摘した。  Xでは「水原通訳の更生を切に願う」とまとめた。

 

 

 

野口健氏 

代償があまりに大きすぎる

大谷選手の心中を察すると本当に気の毒

 

 

 

 

 

 アルピニストの野口健氏(50)が20日、自身のX(旧ツイッター)を更新。ドジャースの大谷翔平投手(29)の通訳を務める水原一平氏(39)が「巨額の窃盗の疑い」で20日に球団から解雇されたと、21日に地元紙ロサンゼルス・タイムズやスポーツ専門局ESPNなど複数の米メディアが報じたことに言及した。野口氏は「仮にこれが事実ならば大谷選手はかなりショックを受けているはず」と推察した。そのうえで「プレーに影響が出ない事を祈りますが、マネジャーが担当芸能人のお金に手をつけてしまうのは過去にも聞いた事があります」と芸能界での話を引き合いに、「大金を前にしついつい魔が刺してしまうのでしょうが、しかし、代償があまりに大きすぎる」と綴った。「水原通訳はかなり露出していただけに尚更に」と野口氏。「しかし、大谷選手の心を想像すると本当に気の毒。事実でない事を願うばかり」と記した。

 

 

 

信頼していた分反動は大きい。

人というのは始末に負えない。そして、かなしい。