お気に入りのテレビ番組で彼女のことを知った。
たった十分と短いのだが、日常の、さりげない、ほんわかエピソード、生き様をドラマ仕立てで描いてくれる。
大竹さんは、会津に生まれ、都会に憧れ、卒業を機に旅立つ。やがて、結婚し、そして離婚。打ちひしがれ、傷心の思いを引きずり、不安を抱きつつも救いを求めるように故郷へと戻る。幼少期の楽しかった日々を追いながら ... 。
そこには人の温かさ、ふるさとのすばらしさ、やさしさが待っていてくれた。
なんてやさしい絵なんだろう。一度訪れてみたい。彼女の絵に包まれてみたい。
ワンコとの 朝のあいさつ 目やに取り
ワンコとの 視線にたちて ご飯あげおり
ワンコとの スキンシップや 「玉せせり」 ーもう無いのにぃ、メンゴー(苦笑)
ワンコにね やさしくするときゃぁ 赤ちゃんことば (「タラちゃんでちゅぅ」)
ワンコがね 悪さしたときゃぁ 巻き舌ことば (調子んのってんじゃぁねぇぞぉ おら~)
英文の 「ローマ字日記」 啄木忌
自伝読み 涙にくれた 小学期 ラジオにて 啄木忌伝ふ
大望と 放蕩と 貧しさとや 啄木と 我を重ねる
早世す ふたりの命日 霜月は 共に「ひろし」の 名だと気づきし
去年(こぞ)は施設の 母おくり 今も父看る 友の夢見し 浅き夢見し
振り向くや否や ビニル咥え 逃げてゆく 脱兎の如き いつものワンコ(笑)
無頼庵人