さらば青春
ぼくは呼びかけはしない
遠くすぎ去るものに
ぼくは呼びかけはしない
かたわらをゆくものさえ
見るがいい 黒い水が
抱き込むように流れてく
少女よ、泣くのはおやめ
風も、木も、川も、土も
みんな みんな
たわむれの口笛を吹く
ぼくは呼びかけはしない
遠くすぎ去るものに
ぼくは呼びかけはしない
かたわらを行くものさえ
見るがいい 黒い犬が
えものさがしてかけてゆく
少女よ、泣くのはおやめ
空も、海も、月も、星も
みんな みんな
うつろな輝きだ
ラ ラ ララララ ~ …
小椋佳
I happened to listen to this after a long, long while through the radio.
It was released when I was 13 years old.
I'm being in the condition of unaccoutably feeling nostalgic, which makes me
more moved, touched , & emotional than I was at that time.
うーん、何というか、この時代より少し前にニール・ヤングがよく書いてた世界観なんですよね。 タイトル「さらば青春」からもわかるように、青春は過ぎ去っていく。 たとえば、19歳まで、あるいは大学卒業までが青春だと思っている人にとっては、その時期が来れば「さらば青春」なわけです。 そして、青春が終わった後、それまでの楽しさ、清らかさ、気楽さは失われていき、にごった黒い水が流れてきて、自分を巻き込んでいくようにすら思える。 それまで輝いて見えていた木や風などの「自然」のものも全て、「青春が終わった」と思った瞬間から、輝きがあせて、ただのたわむれごと、たわむれの音になった気がする。 月や星の輝きも、うつろにしか見えなくなる。 これが、大人になる、ということなのか・・・。 だからといって、泣くことはない、そうして、過ぎ去るものを追うこともせず、傍らを歩く人に呼びかけもしない。 だって、青春は今、過ぎ去っていったのだから・・・誰が何と言おうがそれは確かなのだ。 で、ここで、質問者さんが書かれているペシミスト=悲観主義を出して考えてみると、 この曲は、一見「過ぎ去ったものを追わず」「過ぎ去ったものは青春である」「もう青春時代は終わったのだ」という、どこかあきらめた部分を出しています。 これはこの当時、ニール・ヤングなどのアーティストが好んで書いていた世界観で、もう少しあとにリリースされたガロの「学生街の喫茶店」、あべ静江「コーヒーショップで」、ユーミン(バンバン)「いちご白書をもう一度」あたりにも、その影響がうかがえる、と私は思っています。 素直に受け取れば、青春は終わるものなのだ、という話です。 この時代には、このままの意味でほとんど合っていると思います。 でも私は、この歌詞から、もう少し先の意味も含まれているのではないか、そう受けとってもいいのではないか、と考えます。 つまり「青春は過ぎ去り、終わり、と同時に大人になる。寂しい話だ」。 けれども「それを自然のままに受け止めよう。次に何かが待っている。人生は、青春ばかりではない。今まではそれしか知らなかっただけで、これから新しい旅が始まるのだ」 そんな意味にも取れると思います。 ジョニ・ミッチェルの「サークル・ゲーム」みたいなものですね。あれはニールへのアンサーソングといわれています。 「青春時代をここで終わりと決めるのはナンセンス。季節はまためぐるんだから。子供時代はダメといわれたことが、これからできる。これから人生は始まるの」 これに近い感覚ですね。そう思って「さらば青春」を聴くと、また違った印象になります。 とはいえ、私も昔は「さらば青春」の歌詞には共感が出来ませんでした^^;。 なぜわざわざ別れを告げる必要があるのか?と。 でもあの時代、’70年安保だ、東大紛争だと騒いでた時代の学生たちには、何らかのメッセージソングとして染み入るものがあったのだろうとも思います。みんな、乾ききってましたからねぇ。
This article was borrowed & quoted from an article of Yahoo.
黒い水は公害の象徴なのか?
獲物を探してる黒い犬は貪欲に利潤追求至上主義を貫く企業=資本主義の象徴か?
就職活動はくだらないと思ってた。真摯にはなれなかった。
志望した会社の集団面接で、「会社なんてどこに入っても同じ」的な発言をして、
見事落とされたのを思い出した。
因みに、そこは留年して1年遅く卒業したすけこましのAが入社してた(爆っ!)。
「総合レジャーランド」で4年間漂っていたアホ学生はところてんのように厳しい
社会に押し出された。
政治、経済、すべてのこと。
世の中が如何にデタラメかということを日々嫌というほど痛感させられてる。
社会はますます厳しくなっている。サラリーマンの喘ぎ声は更に大きく ... 。
いずれ人間は自滅する。家に巣食うシロアリのような人類が絶滅した後、
地球はやがて再生するのか?
再生されたその美しい世界に人間のような生物が再び現れないことを願うのみだ。
ともあれ
諸行無常 ... そして、母なる地球も、やがては、宇宙の、もくずとなる。

