みなさま初めまして。初回(Part1)は名古屋市瑞穂区(みずほく)と名古屋市熱田区(あつたく)の境にある文斉橋(ぶんさいはし)についてお話しします。
<新堀川について>
初めに新堀川(しんほりかわ)についてお話しします。瑞穂区新開町と熱田区花表町の間には新堀川が流れています。昔花表町にあった材木市場の跡地にホームセンターカーマ21熱田店・あかのれん・アオキスーパーが出来てから、瑞穂区側に住む方がカーマ21などへ行く時には新堀川の上にかかっている新開橋を利用しています。しかし、この歩道付きの新開橋(しんかいはし)は片側1車線になっている影響で土曜日や日曜日には車の交通量が非常に多くてまともに通行できないほど渋滞しています。

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新開橋(熱田区側)
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新開橋(瑞穂区側)奥に映っているのがカーマ21


その新開橋の約350m南に今回お話しする文斉橋という、歩道が付いて無い狭い橋があります。以前から、文斉橋を利用している新開町や桃園町の住人の話によると…「文斉橋は狭い橋なのに一方通行ではなく、瑞穂区側から熱田区側へ行く車と逆に、熱田区側から瑞穂区側に行く車が文斉橋で鉢合わせしてしまっていることが多い。また自転車も歩行者もこの狭い橋を利用しているので、接触事故などが心配ですし、橋の上での口論が絶えません。文斉橋を車の通行禁止にするか、一方通行にすれば事故の可能性が減ると思われるので、対応を考えて欲しい」との訴えがありました。早速現地へ行きましたが、橋の幅が約4mしかなく、橋の上での車のすれ違いは出来ない状態でした。そして、自転車や歩行者もこの橋を利用しているので、確かに狭い橋の上は接触事故などが心配される状態でした。

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分斉橋(熱田区側から)

どうにかならないのかと思い名古屋市の緑政土木局で調べたら、この文斉橋は市内の川に架かる一般的な橋ではなく、名古屋市の上下水道局が管理する水道局専用の管理橋でした。新堀川の両側に熱田水処理センターや伝馬町処理場など、上下水道局管理の施設があり、その行き来のために設置された専用橋で、一般の市民の方が利用する橋ではなかったのです。それで、橋の両端にこの橋は、上下水道局専用の管理橋です。ご通行の遠慮をお願いします。 名古屋市上下水道局 という看板を、設置しました。

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看板(熱田区側)
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看板(瑞穂区側)

しかし、橋の手前に通行止めの柵や鎖がしてある訳でもなく、誰でも通行できる状態ですので、水道局も黙認という形で車や自転車、歩行者の通行を許しているそうです。また、新開町や桃園町に住む方たちがカーマ21などへ行く時にこの文斉橋が利用できなければ、約350m北にある新開橋を利用しなければならず、すごく不便になってしまいます。今までに何度も緑政土木局に「文斉橋を拡幅するか、一方通行にして欲しい」や「車の通行を禁止にして欲しい」、「歩行者専用の橋を新設して欲しい」などの申し入れをしました。しかし、当局からは「橋の拡幅や新設には莫大な費用がかかり、予算的に難しい」、「文斉橋は上下水道局の業務上に必要なので設置された橋なので、一方通行や通行止めに出来ない」などとの回答を得ています。当局は注意喚起の看板設置や停止指導線の設置、路面の補修などは行っていましたが、一方通行や車両進入禁止などの根本的な対応策は困難でした。しかし2023年秋頃から工事が行われています。現在、工事により通行止となっており、工事期間が2026年度まで文斉橋の通行止が続く模様です。カーマ21やアオキスーパー方面への往来が出来なくなってしまい現在は新堀川へ迂回しなければなりませんが発表によると文斉橋は架け替えということで、車や自転車・歩行者が安全にすれ違えるような広い・余裕のある橋になることを期待します。次回はいつになったら通れる?弥富相生山線をお送りする予定です。このブログがいいなと思いましたらいいねやフォロー、コメントよろしくお願いします(՞. .՞)、またhttps://note.com/manasannでもブログを書いております。こちらもフォローやいいね、コメントよろしくお願いいたします。※同一人物です。