「劉備様、早くお妃をお持ちになってください。」


 それは、軍師の亮から、いつも口すっぱく言われている言葉でした。


 「こればっかりはなんともならないしなぁ。」


と、ぼやいても問題が解決することはありません。うーん

 


 さて、そんな折、劉備様は、城から二日ほどの村へ定期視察のために赴きました。


 一通り、製鉄所や石切場などの生産施設を見て回り、そろそろ帰路につこうとした時、護衛のために同行していた魏延が、こんなことをつぶやきました。


 「たぶん、あんな感じの娘が好みなんでしょうなぁ。」


 最初、劉備様は、なんのことだかわかりませんでしたが、魏延が向いている方を見ると、そこには一頭の栗毛の馬を引いている、若く可愛らしい娘がおりました。


 劉備様は、はっとして、魏延が自分の好みのことを言っているのに気がつきました。


 「劉備様、ほれ、勇気を出して声をかけて来てはどうですか?早くしないと大魚は逃げてしまいますぞ。」


 付き添っている兵士は、魏延がからかって言っていると思いましたが、そこには顔を真っ赤にして棒立ちの劉備様がおりました。

 

 魏延は、そっと劉備様の背中を押すと、ふらふらと娘に向かって進んでいったのです。走る

 

 

 それから、幾月か時が流れた今日、その栗毛の馬に乗った娘が、多くの兵士に護衛され、お城に入っていきましたとさ。駈歩


 おわり。


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SR陸遜を売って、少し足が出ましたが、ようやく買えました;


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