先生にだって、

夢を応援するコーチが

いたっていいじゃん!!

 

 

ちょうど5か月前の9月30日。

 

 

早朝のスタバで、

米沢行のバスを待ち、

「ワークショップデザイン」に没頭する私。

 

 

1か月後の10月末に、

高校生向けの国際協力セミナーの、

ファシリテーションを控えたMさんと、

初めての打ち合わせをする予定。

 

 

「そのファシリテーション、

伴走させてください」

 

 

私の依頼に、快諾をいただいたものの。

コーチングというものを学んだこともなく。

 

知識としては、

数日前に図書館でかりまくった

「コーチング」の本頼り。

 

 

「『ワークショップデザイン』を一緒にするんだ」

 

鼻息荒くバスに乗り込んだ。

 

 

行きのバスの中で、

「コーチング 仙台」で検索して、

養成講座がないかなー、

なんて調べたことをよく覚えている。

(実際、これ、といったものはなかった…)

 

 

Mさんとは、90分ほどお話しし、
・目指すファシリ像
・印象に残っているワークショップ
・今まで読んだファシリテーション関係の本
(このあたりは、のちに体系化)
 
 
などの聞き取りをして、
当日の流れを考える、という宿題を出して、
帰路についた。
 
 
セミナ―当日まで、
主にメールでのやり取りを数回繰り返し、
当日を迎えた。
 
 
彼にセミナーのファシリを依頼したのは、
他でもない私自身なので、
ワークショップの一部始終、まさに伴走。
 
アイスブレーキングの和ませ方、
生徒と同じ目線に立つ姿勢、
とにかく、明るく元気よく。
素晴らしいファシリテーションだった。
 
 

当日の様子はこちら。

 
 
私自身はというと。
 
彼の相談に乗りながら、
先生向けのワークショップのコーチング。
どんなメニューや方法がいいのか、
試行錯誤した1か月だった。
 
 
彼とのやりとりで、
たくさんの失敗もし、
返信が返ってこなくなることもあって(…笑えない)、
コーチとしての在り方もたくさん学ばせてもらった。
(そんな私でも最後まで伴走させてくれて本当に感謝)
 
 
実はこう見えて、元教員の私。
 
先生っていうのは、
本当に尊い仕事である一方、
とにかくいろんな、
ここには書ききれないいろんな事情で、
余裕がない。
 
 
生徒を育てるという大きな仕事がある一方、
自分自身の在り方というか、
どんな教師になりたいのかとか、
そのために何をするのかとか、
そういうことを考える、
時間や心の余裕がないのを知っている。
 
 
でも、
子どもたちを育てるからこそ、
先生には明確な夢を持ってほしいし、
そのために外の世界を知ってほしい。
(この辺は、ママに対する願いと、同じ)
 
 
そう思って今の仕事に飛び込んで、
先生方を途上国にお連れして、
国際理解の授業を作ってもらってきた。
 
 
 
ただ、仕事の関係上、
一人の先生に伴走して、
その夢を応援することはできない。
 
 
だから、決めたんだ。
これからの生き方を。
 
 
もっともっと身近なところで、
「人を育てる立場にある人」の、
夢をサポートしたい。

 

それが、今の私の夢。

 
 
 
下記、Mさんからの感想です。
 
 
==感想ここから(句読点、改行 筆者)==
 

ワークショップや

ファシリテーションと聞くと、

「どのようにやったらいいんだろうか。」、

「やりたいけど、なにから始めたらいいかわからない。」

と感じていた。

 

勤務校で数回経験はしているものの、

正解がなんなのかは全く分からなかった。

 

今回ワークショップコーチングを経験し、

そもそも

ファシリテーションに正解はないこと、

また自分の得意なスタイルなどを発見することができた。

 

正解がないからこそ、

多くの引き出しを持っておくと、

現場では柔軟に対応できる。

その引き出しを増やすためにも、

コーチングによるフィードバックで自分を客観的に観察し、

学ぶ必要があると考える。

 

そういった意味では

大変すばらしい経験となり、

学びが深いコーチングであったと感じた。

 

今後より多くの引き出しを持てるよう、

学びを継続させていきたい。

 

 

=====感想ここまで==========