私が全体だという事を思うとき 本当に安心する それなのに個としての自分がすぐに現れて思考が走り回る。

 

何でだろう このはるうさぎという記憶の塊が現れて個人の輪郭を補強する。全体という感覚も記憶の一つになる

 

でも記憶ってあると思っているだけで 何にもないともいえる 誰かと話したことを覚えていないことがある でも相手はこう言ったと譲らない これで怒らせてしまう事があるけど どうしたらいいんだろうね

 

小さい頃は学校で 先生の言ったことを覚えていて答えられたら褒められた だから聞いたことをちゃんと覚えておくことが大切と思い込んでいた 

 

この体が生きる為に必要なこともあるけど 何も知らないからと言って生きられないとは限らない 

 

私がいいと思って集めた記憶の束は いまや私という個を盤石にしていて そこでつかの間の安心を得ている

 

私が消えて全体に溶ける もともと全体しかないことに気が付くことがあっても 直ぐにそこから離れる

 

まだまだ 私は私を離したくない でもそんな思いがあるというのは ただの思考なのに 自分が思っているような気がしてる ただ思いがあるだけなのに

 

私が私を消すなんてのは無理 だから消すのではなくて離れる そこにある私を私としてみるのではなく ただあるもの

風船があるね 雲があるね と同じように見る

 

それはやっぱり「あるね」 もっと細かくいつもいつも自分の感情を意識して見る ここだ  

 

グダグダ理屈を並べていないで さっさとやれ と誰かが言ってる

 

はあい やりますう お日様に見ていてもらおう