困ったことは起こらない。

 

斎藤一人さんの本「変な人が書いた成功法則」に困ったことは起こらない と書いてあったことをふと思い出した。

 

当時私は「ええ~ 私いま困ってますけど 困ったこと起きてるし」と思っていた。その出来事は困ったことやん 起きてるよ困ったこと なんて気持ちでいっぱいだった。

 

困ったことが起きているのではなく 私が困ったことだと認定しているだけだと分かったのはしばらくたってからだった

 

あれから数十年たってこの言葉が改めて響いてきた、起きていることはただ起きているだけなのに 困ったことだ 良い事だと色付けしているのは私だった。そしてそれが日々の悩みの種になっている。

 

私が困ったことを作っているので 困ったことが起きているわけじゃないんだ それが分かるとたくさんの悩みの中の一つが薄まって消えていく事もあるかもしれない なあんだ自分が作ってたんやこの悩み と自分で自分を笑えるかも

 

昨日の笑い話を一つ 車が目的地についてエンジンを切ってバッグから財布とエコバッグを出して ドアを開けようとしたらなんとドアが開かない 

 

冷静になったらドアロックがかかっていただけなんだけど その時の私は「なんでなんで⁇困ったこと起きた~」

 

そしてエンジンはかかったので(当たり前やん)窓を開けて外側から開けようとした 開かなくてガッカリ 次にいつも開ける時に引っ張るもの(名前知らない)あたりを見てみるとその横に小さなボタンのようなものがあるので押してみた 押せない なんでなんで 落ち着け落ち着け と頭の中がパニック 

 

いろいろやったけどダメで もうあきらめて家へ帰ることにした 駐車場に着いてもやっぱり開かない いつもお世話になっているダイハツのお兄ちゃんに電話しようかなと思ったけど今日は休みだったのでこんなことでするのはさすがに迷惑と思って途方に暮れていた。まあ窓からは出られるけど

 

 

その時 助手席のドアに手を伸ばして開けてみようとして すぐ横のボタンのようなものに指が引っかかってそのまま引っ張ると ガチャッと音がした そしてドアは開いた。

 

車から出られないという恐怖 どうなったのかが分からない不安 そんなものに振り回された数分だったけど不思議な時間だった ひょっとしたらこれが夢を見ているという事なのかな 我に返ると笑い話なんだけどその時は真剣で余計に笑える。

 

毎日こうやって 笑い話が生まれている お金がなくてもお笑いはある これが幸せの素なのかもしれない

 

お日様 きょうもお笑い傑作選見ていてくださいね 楽しんでください。これが私のできる事なのかもしれない