どうやら私は 誰に対しても 忖度していた。勿論それは自分の欲を満たすためで 何処かの政治屋のおっさんと同じだ。
それを 人にわからないようにこそこそやる。警察には捕まらないけどきっとバレバレだわ。
でもそんなことを 今もしている。
親の呪縛で気が付いたように まず母親に対して怒らせないようにする事を学び、周りの人達にも同じことをして みんなの中の自分のポジションを 相手に作ってもらう。「あの人はいい人だねえ」
と思ってもらえたら 成功。
こういうことをしていくと 慇懃無礼な所が現れてくる。これは忖度とセットになっている。揉み手をしながら、心の中では上から目線で相手を馬鹿にしているなんてことをやっていたのだ。いや 今もそんな場面になったらきっとやってしまう。
自分に集中する。これは私の長年の病の特効薬かもしれない。
今まで本当に 自分の周りの人達のことは集中して観察していた。
いつも見張っていて 忖度したり慇懃無礼に対応したり 忙しくきょろきょろしていた。なので 自分を見るとか自分に集中するなんてことは 本当に考えたこともなかった。
考えてみれば 自分に集中していると周りが見えなくなって 相手をどうこうしようとか余計な事を考えない。そうすると忖度も何もない。これかもしれない、私のすることは。
人のことは見ずに ただただ自分に集中する。怖くてなかなかできなかったことだけど 昨日少しの時間やってみたら 少しだけ楽になった気がした。
怖いけどやる怖いからやる、どちらにしてもやる一択で 私は進んで行くんだ。
今朝は、お日様の予告編のような少しぼんやりとした オレンジ色の光が山ぎわを 覆っている。
いつものことだけど 美しさにやられる。
ありがとうございます。今日も会えました感謝です。
