今ここにあると思っている私。でも思っているだけで実体はない あると思って暮らしているけれど 本当はない。この体、生まれてからの記憶、私の周りを彩ってくれた多くの人やモノ、すべてない。
ただエネルギーがあるだけで 何もない。ただないんだということに気づいていればいいだけで、そこから先に考えを巡らせることはしない。ただそうなっている 以上終わりだ。
そうすると ただあるだけのエネルギーが、私であり神であり愛なんだ。わかりやすーい。
映画やテレビの中で ただ動いたり泣いたり笑ったり 人を好きになったり嫌いになったりしている。周りの出演者もしらないひとばかりが集まっていてただ演技している。本当のことのように演じているけど 本当のことは何もない。
全く同じだ、何もなくてただのエネルギーである私が本当のことのように演じている ただそれだけ。だから思い切り演じていればいい。楽しい事、辛い事、優しい気持ち、意地悪な気持ち、悲しい事やうれしいこと、当人になりきって目いっぱい演じ切る。本当は何もないんだから ただそのときその時の目の前のことを やっているだけ、心配しなくていいし 後悔もしなくていい。
誰もみんな 同じ大きなエネルギー ただ 目の前の出来事が現れているだけだから
私はいないから私は何もしていない というよりなにもできないんだから、心配したり悩んだりしても仕方ない
そんなことが ふっと浮かんだ朝だった。
