浮かんできた思考を 私が思ったことではないと確認する。ただその言葉が浮かんでいるだけで、言葉の並びに意味はない。

いつも無意識に言葉の中身を理解しようとするが 全く意味はない。 子供の頃から言葉の意味を理解できることが いいことだと思い、理解が早いほどいい子扱いされたし褒められた。

 

今も小さな子供たちを見ていると 早く言葉を覚え、名前を覚えるようにと 教えられている。そうやって社会の中へ押し出されていく

社会の中では勿論 言葉で生きていく言葉がないと何も始まらない。だから小さいころから学校ではまず言葉を理解できるように教え込んでいく。

 

今私はその言葉たちの意味をなくしていこうとしている。元々何もない 生まれてもいないところに 戻りたいのだ。私がいないというのはそういうこと。

 

だから そこに戻ったからと言って何かいいことがあるわけではない でも私はそうなることによって この世的によくなるんじゃないかと期待している。まだ期待が残っている。こんな期待をしているからもやもやしているのかもしれない。このもやもやを何とかしないことには 私は居ない これがわたしというところにいけない。 解っているけど出来ていない今の私。

 

 

どうするどうする私

 

 

この世的には 今は大ピンチだ、今まで少しは残っていた裏金が底をつき、働こうと思ったらすぐクビになり 年金とお手当だけでは毎月の支払は赤字になる。

 

そうか 今こそチャンスなのかも。もっと仕事を探すという道もあるけれど ここは働かずに乗り切る道を進んでみよう。

 

浮かんできた思考を、私が思ったことではないと確認する。

 

ここから始める。わたしはいないことを始める。やっぱりこれだ

浮かんできた言葉に意味はない。ただ私とは関係なく浮かんでいる。そこには私は居ない。

 

今日もこつこつと 確認していこう。この思考は私じゃない。

「あるね」 以上