Ema鍼灸マッサージ治療院

都内で開業している

鍼灸師12年目のemaです☺︎

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鍼灸と東洋医学について

正しくブログを発信をしています✒︎

 

 

 

 

 

①耳鳴りと鍼灸

 

 

 

耳鳴りについて、今のところ診療ガイドラインに鍼灸治療は載って(推奨されて)いませんが
 
最近システマティックレビューなどに優れた論文が増えてきて「めまい」「耳鳴り」に関しては比較的エビデンスが出ている傾向にあり
 
課題(研究デザインや症例数など)はあるものの、鍼治療は「耳鳴り」の治療手段の一つとして用いることは良いのではないか?と考えられています。


②伝音性難聴の鍼治療

 

 

 

難聴には外耳・中耳で起こる伝音性難聴と、内耳で起こる感音性難聴があります。
 
中耳炎が起こるような難聴は、耳小骨の振動が制限されることで聞こえずらくなると考えられており
 
体表から鍼(体性感覚入力)で治療をする場合、顔面や頚部を刺激することで耳小骨筋に影響を与え、耳小骨の振動を増幅させる目的で行います。


③感音性難聴の鍼治療

 

 

 

感音性難聴は内耳や聴神経に問題が起きる難聴で、原因にウィルス感染、内耳血行障害、代謝障害などが挙げられ
 
耳鼻咽喉科で内耳の血行を改善する薬が処方されることからも、いずれにしても難聴には「内耳の血行を良くすることが重要」との考えに基づいて鍼治療が行われます。
 

つづくニコニコ

 

 

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