Ema鍼灸マッサージ治療院

都内で開業している

鍼灸師11年目のemaです☺︎

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①痛み抑制の経路

 

 

 

私たちが「痛み」を感じるのは、その電気信号(インパルス)が末梢~脊髄~脳のルートをたどり、その情報が脳で認められて「痛み」と感じるからです。

 

一方で、脳に「痛み」の情報が伝わった後、いつまでも「痛み」が続かないよう自ら抑えるメカニズムもあります。

 

その一つが、脳を起点として脊髄を介し末梢に向かって「上から下へ」痛みを抑えて(調えて)いく「下行性疼痛抑制(調節)系」です。

 

 


②下行性疼痛抑制(調節)系

 

 

 
下行性疼痛抑制(調節)系に関わる神経線維は、大脳辺縁系や扁桃体と関わり中脳中心灰白質(PAG)を起点として始まるノルアドレナリン系とセロトニン系の2つの系があります。
 
脊髄後角でノルアドレナリンを放出して痛みが伝わるのを抑えるのがノルアドレナリン系、同様にセロトニンを放出するのがセロトニン系です。


③ノルアドレナリンとセロトニン

 

 

 

 
ノルアドレナリンは緊張や不安、恐怖などのストレスや鎮痛に関わり、意欲を高めます。
 
「火事場の馬鹿力」と言われるように火事や戦場など特殊な状況下で強く反応すると、これまでの研究から考えられています。
 
セロトニンは、食欲や性行動、精神の安定や睡眠の質の向上、学習や記憶、鎮痛などに関わります。
 

次回以降、鍼灸による鎮痛作用と下行性疼痛抑制(調節)系の関係について続けていきますニコニコ

 

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