都内で開業している
鍼灸師11年目のemaです☺︎
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鍼灸と東洋医学について
正しくブログを発信をしています✒︎
①体内でつくられる鎮痛物質
人間のからだには、体内で鎮痛物質をつくり出すしくみが備わっています
炎症のあるところ(局所)には、オピオイド(βエンドルフィンやエンケファリンなど)という
痛みを抑える(鎮痛)物質を含んだ免疫細胞が多く存在します。
② 鍼灸と内因性オピオイド
内因性オピオイドを含んだ免疫細胞が多く存在するところに鍼(はり)やお灸などの新たな刺激を与えると
免疫細胞に含まれている内因性オピオイドが分泌され
感覚神経の末梢にあるオピオイド受容体と結合することで
痛みの電気信号の発生を抑え、鎮痛が起こります。
③ 散鍼と鎮痛効果
オピオイド受容体は、通常時は感覚神経の末梢に存在せず炎症や損傷が起きた時に現れます。
炎症部位の周囲を散鍼(鍼を刺入せずリズミカルに叩くように皮膚表面に接触させることを繰り返す)するのは
鍼の刺激で免疫細胞に含まれている内因性オピオイドを放出し
オピオイド受容体と結合させて鎮痛効果をもたらすためです。
急に寒くなったので、お灸の話もしようかなと思っています、お楽しみに〜😊
© 2015 Megumi Ebato


