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とーっても高く評価してる方もいますけど。


私には、可もなく不可もなく…


美術、照明、構成はイイかな。
演出に関しては、好みの問題。
正直、ミュージカルである必要は、あまり無いように思いました。
むしろ、ストレートプレイの方が面白い作りになったのではなかろうか?

原作を踏襲してはいるものの、復讐に至る経緯が異なりますね。
原作だと、怪物が自分と同じように、女性の怪物を作って欲しいとフランケンシュタイン博士に頼んだら拒まれて、怒って、フランケンシュタイン博士の大切な人たちを殺害していく。
本公演は、自分(怪物)を創造しておきながら自分を手にかけようとし、怪物として「孤独、疎外」を(世の中から)味合わせられたことから、創造主のフランケンシュタインに復讐する。

怪物は、元はフランケンシュタインの友人アンリ。
フランケンシュタインが、あることから突発的に殺人を犯し、その罪をアンリ自ら被って処刑されたんだけど、フランケンシュタインによって復活。
でも、復活したアンリには、元の記憶はなく。
もはや、人を咬み殺す怪物…
なんやかんやあって(書くと長い)、怪物はフランケンシュタインに対して憎しみを抱いていく〜って感じ?
だいぶ勝手な解釈、だいぶザックリな説明だな。

1幕と2幕で、アンリ(怪物)以外の登場人物が変わって、皆さん一人二役。
そういう構成は面白い。
けど。それだけ。

濱田めぐみさんは、歌もうまいし芝居も役でガラッと変わる。
それ以外の人たちも、決して悪くないんだけど、今一つお歌がね…
中川晃教さん、音月桂さん、加藤和樹くん。
皆さん、高音が聴いていて若干苦しくて。
中川アッキー、意外と不安定なのかな?
歌唱力ならどんとこい!ってイメージだったから、高音が厳しい気がしてちょっとびっくり。
たまたまなのかも知れないけど。
音月桂さん、可憐で可愛らしかったのは1幕。
2幕は別人として、1幕とは正反対なキャラ。
音月さん以外もそういう設定だったんだけどね。
音月さんも、低音は安定してるけど高音が伸びなくて苦しそうだった。
怪物役の加藤和樹くん、パンチに欠ける歌なんだよねぇ…
うまいんだけど、迫力ある歌い方しないから、怪物感が足りないし。
イケメン過ぎるのもいけない?
怪物として生まれた(復活)時のおどろおどろしい芝居は、すごいなぁって感じたんだけど。
それ以外は…うーん…なんとなく途中から、2.5次元ぽく見えていたのは、気のせいね^^;
やっぱりイケメン過ぎるよ、加藤和樹くん。



役替わりだから、やる人が違えばまた見え方も違うだろうけど、この舞台は…一度観たらもうイイかな( ̄▽ ̄;)