金曜の夜は、パスツール研究所で働くOさんとオペラ座付近でご飯を食べてきました。久々の日本食♪


普段の私は、引きこもり体質なので、初めて会った人とかまだ慣れない人とかは苦手で、誘われても正直めんどくさいなーと思ってしまうのだけど、Oさんはなんというか、パワフルでこの人といたらきっと楽しいと思わせてくれる方だったので、迷いなく快諾。


情熱的な人で正義感も強くて、間違ったこととか自分と違うことは許せないタチの人がたまにいるけど、それはそれで素晴らしいとは思うんだけど、私はそおいう人は結構苦手で、もっとゆるく行きたいタイプ。Oさんは情熱的だけどその辺のゆるさもわかってくれていて、とっても話しやすく、普段ならあまり人に言わない、自分の不安や悩み、愚痴をたくさん聞いてもらっちゃいました。いえね、私、こう見えても悩み多き乙女なんです。年齢の近い同性の研究者ってほんと少ないから貴重なんです。いたとしても変に癖が強かったりして、ちゃんと話せる人は結構限られちゃったりして。


そのなかで、一番こころに残っているのがベストを尽くすってこと。言い古された言葉だけど、今の私には妙にしっくりくる言葉でした。大学の先生のようなアカデミックなポストにつくのって優秀なのはもちろん、強運も持ち合わせていなくちゃいけなくて、非常に難しいもの。もちろん、普通の研究所とかも例外なく高倍率だから、(職につけないまま)研究を続けていくモチベーションを維持するのも結構大変で、私より優秀な人がみんな研究から離れていくのが現実。大学を卒業して就職した友達は、もう社会人5年目、6年目で仕事も充実してきたし、使えるお金もたくさんあって、いつまでも学生をしている私とは持っている物、着ている服、遊ぶ場所も少しづつ違って来たりなんかしてちょっとした劣等感を感じてたり。先輩にも後輩にも優秀な人がたくさんいて、そんな中であまりにも凡人な自分がとても惨めに思えたり。最近の私は、自分の力ではどうにもうまくいかない現実の中で、人と比べて落ち込むことも多くて。


Oさんはそんな私の話をひとつひとつ丁寧に聞いてくれたうえで、「自分の可能性や能力を自己判断で低く見積もるのは良くない。人の能力なんて目に見えることの方が少ないのに、見えている少ない材料で判断するから、どんどん自分が小さく見えてしまう。自分に適正があるかどうかは、本当に長い時間が必要なわけだから、今は自分のできることを全力でやったほうがいい。やり続けていくうちに、どんな道に進んでも全てが自分の為になっていることに気がつく」っていう話をしてくれました。


なんか、そう言いきれるOさんが眩しくて、とてもうらやましいと思いました。私も、全力でやり続けたら、たとえ自分の思ったとおりの道じゃなくても、全部自分の為になってるって思える日がくるのかな。そうなったらいいな。そんなわけで、これからの私のテーマはベストを尽くせ!になりそうです。