金曜日は朝からみんながそわそわしています。週末が待ちきれず。どんだけだよ。

教授Jは16時半には「良い週末を!」と言い残して帰る始末。


一人残された私の週末の話です。


じつは、木曜日の朝、学校へ向かう途中、ものすっごい笑顔で近づいてきたフランス人に「ボンジュール」といわれました。見知らぬ人にも優しい国フランスがインプットされている私は、もちろん笑顔で「ボンジュール」と答えました。それが間違いの素?それから怒涛のナンパが始まりました。ひたすら「I don't know」と言っているにも関わらず、自分の電話番号を教えはじめ、しまいには目ざとく私の携帯を見つけ勝手に番号ゲットしていきました。はぁぁ。外人怖い。


その日の夜、未登録の相手から電話がかかってきました。海外での通話料は発信受信ともに一分80円。着信しただけでもかかります。無視していると、1回、2回、3回、4回、5回・・・ひいぃ。着信拒否がなぜか意味なし。絶え間なくかかってくるので、これはびしっと言ってやらなくちゃと思って、意を決して電話にでました。

「マイクだよ、ディナー食べにいこう。いまどこ?家?住所は?車で迎えにいくから。・・・・・・・・・・・・・・・・」とひたすらしゃべりつつけること8分。いくら、無理といっても聞いてくれません。とりあえず、今日はもうご飯たべちゃったから明日にして。とつげると、「じゃ、明日迎えに行くから、manaの住所を教えて。」となかなか引き下がりません。それは勘弁してと思って、「今朝マイクとであった駅で待ち合わせしましょう。」ともう根負けして約束してしまいました。どうしよ。拉致とかされたら。お父さんお母さんごめんなさい。Noと言えない日本人。いや、何回も言ったんだけどね。


金曜18時半、そろそろ帰らないとマイクとの約束に間に合わないと思って、いそいそと帰り始めると、なんとマイクから電話が。「mana、今日の約束なんだけど、7時半にしてくれるかな。・・・・・・・・・・」・・・には聞き取れなかったけれどたぶん遅れる理由が入ります。内心、もういいよと思いつつ、ここで断って話が長くなったり、たくさん電話がかかって来ても困るのでここは素直に「OK」と答えました。


いざ、待ち合わせの時間。時間ぴったりにマイクは颯爽とあらわれました。「おいしいフランス料理の店があるからいこう。」とマイクの車に誘導。いちお「乗りたくない」と主張するものの、「僕は正直者だから大丈夫」とマイク。いやいや、自分で大丈夫って言われてもね。いざとなったら、信号待ちのときに逃げようと覚悟を決めてしぶしぶ乗車しました。でも、のちのちこのマイクの言葉は本当だと実感するのでした。