我が家には、あんまり話題に出しませんが
犬が1匹住んでいます
アタシが二十歳のころ買い始めたので、いまは13歳のおばあちゃん。
名前は「ハナ」ちゃんです
産まれたときに未熟児だったせいか、大人になっても2キロあるかないかぐらいの
小さな小さなマルチーズです
さすがに13歳のおばあちゃん人間でいうと68歳だそうな。
昔とはちがい、家じゅうを走り回ることもなく
吠えることもあまりなく
おだやかに過ごしていたのですが
今年に入って春ぐらいのこと。
左の頬が異常に腫れてきたんです
おなかにもおおきなシコリ。
心配で獣医に見て貰ったら
「悪性リンパ腫」とのことでした。
いわゆる【ガン】ですね
年も年だし、ここまで腫れているとすでにどこかに転移しまくってるであろう
頬の腫れは取ることも可能だけど、なんの意味もないし
弱った体にメスを入れるのも可哀そうだということで
腫れはそのままにして
薬を使った治療が始まりました。
飲ませている薬は、食欲がでる副作用があるらしく
いままで2キロ以上増えることのなかった体重が、3キロまで増え
薬がとてもよく効いているらしく、家の中をよく動き回り
不審者がくると(郵便屋さんですが)小さい声ながらに吠えるまでに回復してました
でも、それも最初だけ。
腫れていた頬、おなかのシコリは日に日に大きくなり
8月ぐらいに破裂。
そこから、ほぼ寝たきりになっていったハナ。
それでも食欲はあるし、1日4~5回の排便するぐらいだったんですが
先週半ばごろから、薬もごはんも食べれなくなるほどに急激に弱っていきました。
大好きなはずのジャーキーも食べれない。
おとといから水も飲めない
今週・・・死んじゃうのかもしれない
家族は覚悟を決める状態にまでになりました。
今は、大好きな場所で、好きな毛布の上で
意識もあるのか無いのかわからない状態で寝ています
それでも、晩御飯の家族が全員そろってる和気あいあいとした時間は
ひそかにみんなを見ながら尻尾を少しだけ振るハナ
みんなのこと大好きなんだよね
あまりに苦しそうなハナを見ていると
「安楽死」なんて言葉が頭をよぎったりもしますが
がんばって今を生きているんだもの
13年間、自力で頑張って生き抜いてほしい
ちゃんと見届けてあげるからね
動物を飼うことの責任の重さ
まっとうしているケロ家です
頑張れ!ハナ!


