試験てのはいくつになっても嫌なもんですね。

 

卒検はウォーミングアップもなく即乗車。鬼門と言われる一本橋やスラローム、、、一本橋は落ちたら、スラロームは少しでもパイロンに接触したら即失格!!手に汗握る試験内容だ。

 

最後の教習でスラロームでまさかのパイロンに少し接触してしまい教官に指摘されていた。こういう失敗って結構引きずってしまうんだよね。だから検定当日まで検定のことは考えないようにした。ひたすらバイクでどこに出かけようかやカスタムパーツ探しに没頭しポジティブに過ごした。

 

そして検定日、、、これまで教習で一緒に走行した仲間と検定内容を確認し、「試験はいやだなぁ」って仲間と話をしながら自分の順番を待っていた。仲間からは「落ち着いているね」って言われたけど、単純に何も考えていないだけだった。

 

そして自分の番、、、踏切に行って、坂道に行って、、、道順は割と体が覚えていた。「課題かぁ」っと頭によぎるとスラロームの失敗を想起し、少し心臓の拍動が上がり、手が震える感じがした。大きく深呼吸をして気持ちを落ち着かせる。

 

まずは急制動、、、アクセルを開いて ブーーーーーーン キーーー 規定範囲で停止。ギアを無駄に踏んでローに下げる。

 

一本橋。ブロロローー ガッタン 「よし乗れた」、、、「思いの他早い」、、、「少し稼がないと」リアブレーキを踏んでふらふらふら、、ふらーーー ガッガッガッガガ、、「やばい」、、「もう抜けろー」、、、なんとか切り抜けた。

 

セカンドに上げてスラロームに進入。クイッ、、、アクセルを開くのにビビる。「もういいや とりあえず切り抜ける」 クイックイックイ タイムは切れなかったと思うが接触はなし。

 

S字、クランクを切り抜けて発着所に到着。「ふー 終わった」 完走はできたからなんとかなるだろう。その後仲間の走行を見届け、仲間も完走できた。発表まで仲間とバイク話に花を咲かせながら待つ。

 

そして発表、、、教官「今日ここにいる全員合格です」 みんな口を揃えて「よかったーー」と緊張の糸がほどけ安堵した。

 

教習に通って約2週間で無事にバイクの免許を取得できた。これで友達とツーリングに行ける。楽しみだ―。もう乗りたくてしょうがないけど、免許センターに行って免許書き換えないと乗れないんだよね。もう少しの辛抱。

友達誘われてバイクの免許を取るこの期間で、バイク屋スタッフ、教習で一緒に走った仲間と新たな出会いがあり、仲良くなれた。人の輪が広がるってのは良いですね。

 

余談、、、今後のバイク活動の予定 いろいろなところに出かけたいと思っている。日帰り、宿泊など、、、行った先々であった出会いをこのページで綴っていこうと考えています。おすすめのツーリング先があったら教えて頂けたら幸いです。