先日、試写会で「そこのみにて光輝く」の映画を見せていただきました。
注目の綾野剛さんが主演ということで
とっても楽しみでした。
心寂しき人々が寄り添うどんよりとした冷たい空気は、自分の暮らしとはかけ離れているけれど気だるく、生きることに不安で心が気づついてしまう現代人にあつく語りかけているようで身にしみました。
1990年に41歳で自ら命を絶った彼はどんな思いでこの長編小説を書いたのだろうか?
なんて想像していると原作を読みたくなりました。
監督は呉美保さん。
男性心理を女性の監督が描くことで、より人間に寄り添った作品になっていると思います。
主人公の達也も綾野剛さん以外には考えられないくらいピッタリはまっていました。
機会があったら是非、みてくださいね。
4月19日(土)ロードショー