母は「私は学がなくて苦労したから、お前には勉強して欲しい」と
いつも言っていました。
母とは小学5年の頃まで一緒に暮らしました。
母が再婚するまでは、都内の某有名進学塾に通わされていました。
塾の授業は学校よりもうんと進んでいたので、
学校の授業は楽だった思い出があります。
通わされたと当時は思っていましたが、今思うとありがたいです。
小4のころには塾で配られる小冊子を読まされました。
ここでも「読まされた」感覚でしたが、これもありがたかったですね。
小冊子は読みやすように薄いものでしたが、芥川龍之介や
太宰治、夏目漱石など、有名どころばかりでした。
現在の読書習慣は当時育まれたと思います。
ある程度読んだからか、高校生のころには小説をちょっとだけ軽く見て
「空想とか、物語とか」なんて言いながら、自分には必要ないと思うようになって
読まなくなりました。
全く読まないわけではなかったのですが、極端に少なかったです。
実用書メインでした。
でも最近は小説をたくさん読みます。
おもしろくておもしろくて、我慢できないほどです。
不思議なものです。
作家さんの能力にはいつも感動しますね。
自分がそれなりに歳をくって、いろんな経験を積んだといっても
世の中のどれだけのことを知ることができて、どれだけの経験をしたのか?
小説を読むと、自分の知らない世界に踏み込める気がして、
不思議な感覚になるんですよね。
娯楽だけど、勉強にもなるような・・・
だからとても楽しい。
そんなことを考えた今日の自然体でございます。