茶聖茶道といえば「千利休」 茶の湯という一大文化完成させた利休の歴史大河ロマン 500ページにあまる中に流れている大半は 秀吉の側近として支えたお互いの心理戦は読んでいて そのまま二人の息遣いが伝わって来る よく知られている、切腹の真相も長い年月から来る二人の心根! 茶の湯という限られた空間 たった二畳の茶室は戦場だったのです 利休が最後まで求めたものは 「静謐」(せいひつ):世の中が穏やかに治まる 全篇に流れているモチーフなのです