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若栗のメッセージは

「守りたい」
「宝物はなんですか?」
「あなたの大事にしたいものを
そのままの純度で大切に育んでください」



シュワシュワの声を聞いて
思い出したのは


さかなクンとビリギャルさやかちゃん

のお母さんたちのこと。






さかなクンのお母さんは



「授業中魚ばっかり描いてて、
他の勉強もきちんとするよう指導して。
じゃないと将来困るから」

とお説教してくる学校の先生に向かって



「あの子は魚が好きで、
絵を書くことが大好きなんです。

だからそれでいいんです。」


とキッパリ言って
さかなクンの好き!を

一切邪魔することもさせることもなく
守りきり、応援したそう。






ビリギャルさやかちゃんが
タバコを吸って退学になりかけたときに

母の『ああちゃん』は


「でも先生、この子、
とてもいい子だと思いませんか? 
この子のいいところをもっと
見てやってもらえないでしょうか。
先生が言ういい子とは、
髪を染めていなくて、
スカートも短くしていなくて、
校則をやぶらない子だけ
なんでしょうか?
それなら、この子はもう
悪い子で結構です。
退学でもいいです。
でも、こんなにいい子は
他にいません」


と言ってさやかちゃんそのものを
一切否定しなかった。




さかなクンとビリギャルの
母たちのなんちゅー覚悟。


行動や行為や結果でなく
その子の本質だけを信じ抜くって
なかなかできない。


世間体とか色々あるから。
ま、それが大部分なんだけど。




子どものことを信じ抜いて守り
応援し励まし続けた母たちの話を読んで
翻って私自身に立ち戻ってみたら


私は私のことを
同じように信じ抜けてるかな?

と思った。



まだまだ
人の目とか見栄とか恥とか
色々色々気にして
抑えてるとこやってないこと

あるなぁ〜







そう若栗に言ってみたら
そのまま変わらず
シュワシュワニコニコしてた。


「そのうちそうなるから大丈夫!」

という顔で。