こんなところに? 既成概念を外しモノの定位置を創る | marual ≒ manual

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ライフオーガナイザー®・インテリアコーディネーター_八木真里子
自分の心地いい暮らし__思考や時間を俯瞰して、限られた空間の日々の生活を、豊かなものにする力添えをいたします

ハロウィーンの小物を出していると、甘いものに目がない我が家、Krispy Kreme  DOUGHNUTSで、主人と娘が、帰宅の途中にあることから、昨日のお土産に。飾り物と違い、目に愉しく、口に美味しく、お片付けの不要な、瞬間(トキ)を、楽しむオブジェ。
このようなお品が一番至福を覚えます。
食べるのが惜しくなるなぁと思いながら、しっかりいただきましたドキドキ

ライフオーガナイザー®︎、インテリアコーディネーターの 八木真里子と申します。


さて、衣替えをまとめてせずに、今秋もみじは、カテゴリーに分けて、手放すものを見極めながら、家族のものは進めています。お休みの日に、家族に選んでもらいやすいような下準備、になるでしょうか。

その作業中、FAX兼用の固定電話が目に入り、本日は、こちらのことを綴ろうと思っています。

1人ずつスマホを一台持つ時代
固定電話がないという方も多くいらっしゃると思います。妹の家は、まさに各人のスマホのみ。固定電話は、お引っ越しの時に手放していました。

我が家は、娘が高校生まではFAXを使う必要もあり、未だに使いますが、個人的な繋がりでのお電話は、ほぼ携帯になり、親機、子機という表現が少なくなると共に、固定電話の存在も薄れてきましたね。

ただ、まだ、固定電話が存在感のある頃から、私は、無機質で大きなFAX付きの親機がどことなくお部屋にあることに抵抗感があり、
自宅の設計の段階で、ウォークスルーの一角に置いてさえおけばいいかな、と、
場所を決めて、日頃目にしない場所に置いてあります。この場所は、毎日通るのですが、かなり低い位置に設置。
見ようとしなければ目に入らないほど静かな佇まいで存在していますあせる


IKEAで買ったスツールの上に、トンと置いて、この上にはかなり間隔はありますが、衣装のポールがあり、丈の短いものが吊るされています。

ここに置くためには、電気配線と、電話のコードを繋ぐことを設計に組み入れなければなりませんでしたが、設計の先生も、
『いいんじゃない?ほとんど、子機でしか受けないもんね』
という感じで、こちらを定位置に定めました。
少し、反省すべきは
時々、留守番電話にメッセンジを残してくださる方がいらっしゃるのに、目に入らないところにあるがために、気づくことに遅れることでしょうか


この思い切った場所に備えようと潔く決められたのは、とても著名な建築家の方のご自宅の(私がとても好きな空間が満載のお宅)資料写真などを何度も、隅々まで拝見していたことが、おおきなきっかけでした。

昭和の黒電話は、
作りつけの家具の中に入っていて
使う時だけ、くるりと扉を開ける。
すると、台と共に家具の中から現れます。

日々の生活では、どこにお電話があるか全くわからない、という設計をなさっていらしたのです。

作りつけ家具に入れるまでのこだわりはなかったのですが、

ウォークスルーの下の位置は、引き出しに入れた衣類も、時に取り出しにくいこともあり、
少し余力があるかなという見立てから
この位置を利用したアイデア💡をお願いして、現在まで固定電話の定位置です

遠からず
固定電話の姿も、黒電話のように姿を消すのかもしれません。
FAXも、PCからプリンターを経由すれば、同じことができますから、
音が鳴ることなく、PCのの中に届いていれば、確認もでき、打ち出すかどうかも選択できます。

電話の要不要は、
時代の流れなら、今後ゆっくり答えが出てくると思うのですが

自分にとって、

目目にしたいものと、飾ってみたいもの
目目にするまでもなく、飾るにも及ばない

そのようなものを分けてみると
自分の座る定位置や、よく身を置く場所に、

今当たり前のように、特に理由はないけれど
置いてあるもの

いくつか思い当たるものが見えてきませんか!?

電気関係のものは、先ほど綴りましたが、先んじてプラグをつける位置なども関係してきますから、必ずしもどこにでも置けるものばかりではありませんが

なんとなく
置いてあるもの

そこにあるのとで、とても自分の心地が良いものかどうか

時々、自分に問いかけてみると、
特別に理由がない、そのようなものもあります。

意識的に飾るものでないものを、
袋に入れ

ひらめき電球外に出ていたモノ達は、どこに置くと使いやすいだろう
ひらめき電球飾らなくてもいいものは、どこで保管するか手放すか、など、

今の当たり前の生活を
自分の使い心地に合わせて、場所を決められると
すっきりとされるかもしれません。

私も、電話一つといえ、場所をウォークスルーの中に入れることは、著名な方の先人の知恵無くして、思い切ってはできなかったように思います。

何か、当たり前と思い込んでいたことに
気づきがあったとき
それはとても楽しか、斬新な気づきかもしれませんが、ぜひ、

頭で考えるだけでなく、
行動に移す一歩を踏み出してみてください。

元に戻すことは容易ですから、動かしすことを深く考えすぎず、
動いてみましょうビックリマーク

子供の目線が届く場所は、大人にとっては盲点です。大人だけの生活であれば、そこに目を
また、お子様がいらっしゃる方は、その盲点を、お子様のために、とても丁寧に考えて差し上げると、空間が豊かに活きてくると思います。

お読みくださり心より感謝しております。
ありがとうございますもみじ