9月の最初の月曜日
お幼稚園や、お住いの地域によって、すでにお子様が通常の通園通学に入られていらっしゃる方もいらっしゃるでしょうか。
きっと今日からはどのお子様も学校がスタートという朝をお迎えのことと思います
夏の体験や、出逢いが、
お子様の大きな成長の糧になられていることを
色々なことから感じられるこれからと思います。
省庁が子供向けに開催してくださるイベントに
数年前、娘と参加したことがありました。
娘は、防衛省で一日
貴重な体験、現場で働く方との出逢い
様々初めてごとに、愉しい想い出を創っていただいたのですが
人との出逢いは、彼女のその後に大きな支えとなっていくこと
体験したことが、関心事の幅を思いもしなかったようなことに広げていくこと
その日の愉しさが、
将来に向けて、育み始める何かのスタートに繋がることに気づけたのは
本人も、私も、時を重ねながらのこと
貴重な写真が手元にはあるのですが
許可をいただくべき写真かと思いますので、
娘の当時の様子一枚だけに、とどめさせていただくことにいたしました
右のお写真は、本日のお話の主役になる方なのですが、お仕事上のこともございますから、娘と楽しそうに過ごせた雰囲気だけの掲載にさせていただきました。
自衛隊の方々のお役目は、多岐に渡られ、
私達が全くわからない多くのことを担われていらっしゃること
そして、その目的は明確で
ご家族に限ることなく
どなたの生命に対しても、真摯な姿勢で、全力で護られるという一言に尽きる
ということになりますが
この日出逢った方とのご縁が
この日をスタートに、現在進行形で娘に
人としての在りようを導いていてくださることになることは、その夏の終わりに考えもしなかったことでした。
こちらの方は、その夏のイベントで、娘の口にした夢に、真剣に傾聴してくださり
夢を持ち続けて、諦めないこと
強く願って、その夢の実現に向けて努力をしていけば、必ず夢は叶うんだよ
本当に叶うから、諦めないこと
と、中学一年生の娘に、笑顔で熱く語ってくださっていたことを、少し離れた場所から目にしていました。
娘からは、お礼状一通を出すことが、
初めて出逢った、雲の上のような方にできる
唯一、精一杯のことで、お忙しさからもお返事を期待してのことではなかったのですが
お仕事柄とその方のお人柄からですね

お返事を、手書きでくださいました。
娘の手紙と当時の年齢から心に留めてくださり、夢を叶える入り口に立つ
大学受験を迎える夏
娘宛に、その方からお便りが届きました。
娘の驚きと喜びの表情は、表現が難しいのですが、受験生は、夏を終えるとどことなく時間に焦りも覚えることから、落ち着かない心を持ち合わせる、そのような時期
私も、心から感謝したお便りでした
何より、一度の出逢い、お便りの交換から
お忙しいお仕事に携わられ、お時間のない日々の中、夢が叶うよう、便箋を手作りされ、手書きで
したためてくださったお便りは
娘には、大きな励みに。
子供の心を育む
そこには、大人が、いずれ大人になる子供に
向かい合って、心をこめて手を抜かない
ということを、私も教えられました。
簡単なお返事を書いた中に、
ご縁をいただいた 中学生の時の大きな夢を語る
余裕のない受験前
少し弱気な言葉も伝えたのかと思います
その後、お返事はなかったのですが
いよいよ受験の月、1月ですね
下のお葉書を、思いも寄らず、頂くことに
娘は、机の前に、マステでこちらを貼り
この方に、必ず良い報告ができるよう、頑張ろう
と、最後まで諦めないで机に向かったように思います
経験豊富な大人が、
子供にできることは、手を貸すことというより
奇をてらって、
小手先でなく、心を込めて
応援し続けること
真剣に伝えれば、子供にはまっすぐ響くこと
そのことを、大人の私は、時の経過と合わせ
学ばせていただたています。
娘の受験日程もお伝えしていなかったのですが
3月、ご連絡をくださり、
娘の夢叶えたことに、
我が子のように、心から喜びを娘に伝え、
頑張りぬけたことに対して、
誇らしく思う

というようなお気持ちを娘に伝えてくださいました。
夏の出逢いから、6年
その時に伝えられた言葉を支えに
また、その方は伝えた言葉を投げるだけではなく常に、投げ続け、心に寄り添っていてくださったこと
子供を育てながら
親ではない方からの
親身で、熱意ある言葉が、
時に、親の言葉を超えて励みになること
そのような出逢いがいつあるかもわからないこと
人が人を成長させることを
とても感じています。
私のお仕事柄
整えるという言葉は、日常よく口にしますが
心を整えることは、
目に見えない部分
デリケートで、割り切れない部分
であることから、
時間に限りをつけて整えることとは、違うのですよね。
お仕事でも、
母親としても
人としても
ご縁あった方を心に留めて
奇をてらった時に、言葉で伝えること
この務めは、
頑張っているお子様に
先を生きた大人が力を添えて良いことの
1つのカタチ なのかな。
大人として、真価を問われることです。
感じていても、行動に起こせることばかりではありませんが、そのようでありたいと心していれば、自ずと行動と言葉が一致してくると信じて、大人も諦めないことが大切ですね。
夏休みを終えるタイミング
そして、今夏娘の選択した活動から
歩んだ経験が総て土台になるのかな…
モノ、こと を整えることの根幹には
人との出逢い
信頼関係を構築する時間の重ね方
が大きく関わることを思いながら、綴りました。
お片づけや、空間創りへの思いも重ねています

今夏の出逢い、体験が
これからかならず良いことに繋がる入り口
そのような一例としてお読みいただけたら、嬉しく思います。
とりとめない内容の本日でした
お読みくださり心より感謝しております。
ありがとうございます
